「中大スポーツ」新聞部
水泳部(水球)・日本学生選手権水泳競技大会
2017年09月04日
9月1日 横浜国際プール
早大に敗れ初戦敗退 悔しさを来年へ
8月が終わり、水泳のインカレが開幕。1回戦は昨年度ベスト4の早大との対戦となった。リーグ戦、順位決定戦と敗れただけにリベンジを果たしたかったが、序盤から相手のペースで試合が進み、中盤粘りを見せるも初戦敗退という結果に終わった。
▲チームトップタイ3得点をあげた根井将光(文1)
あまりにも苦しい立ち上がりだった。試合開始して1分を過ぎたあたりに先制を許すとそのまま第1ピリオドで0-6と一方的にペースを握られてしまう。第1ピリオド終了1分を切ってから、5番根井が2点を取り返したが、2-7と差をつけられ、持ち味を発揮できないまま第1ピリオドが終わった。第2ピリオドも、相手に主導権を握られ最大で8点差が付くなど、5-12で前半を折り返す。
後半に入り、第3ピリオド残り5分を切ったところから中大に流れが来る。4番新井謙之介(文2)の得点を皮切りに5連続得点で得点差を2まで迫る。大逆転の期待を抱いた会場の雰囲気は試合序盤とは一変とした。しかし、3点差で迎えた最終第4ピリオドだったが、最後は突き放され結果14-22で敗れた。
▲田嶋郁望(文2)からのパスを上手く流し得点した松本天斗(文1)
この結果4年生は引退。今年は4年生が山谷峻主将(文4)ただ一人。同期がいない中、一人でチームを引っ張ってきた。「全部ひとりでやっていたけど、後輩たちがしっかりしていてやりきることが出来た」とこの一年間を振り返った。また、四年間で「中大という多くのOBの方がいるチームでその中でプレーできたことがうれしかった」と伝統ある中大の重みが伝わってきた。
山谷主将は最後に「後輩たちは強い。ベスト4常連になってほしい」と後輩への期待を寄せた。今日の試合下級生5人で実に12点を奪った。最後まで後輩を思いやる山谷主将の思いは確実に下級生に受け継がれていくだろう。
▲この試合2得点をあげ山谷主将は最後までチームを引っ張った
◆試合結果
●中大14-22早大○
(2-7、3-5、8-4、1-6)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部