「中大スポーツ」新聞部
準硬式野球部・第69回全日本大学準硬式野球選手権大会 準決勝 対大経大
2017年08月28日
8月25日 レクザムスタジアム
全日本二連覇へ王手!
連日の猛暑の中行われた大経大との準決勝。今大会好調の投手陣が相手打線を2点に抑える。打撃陣もチャンスを確実にものにし、点を重ねた。二死からの攻防を制した中大が5ー2で勝利し、二連覇に王手をかけた。
中大の先発は小澤巧平(商2)。初回、簡単に二死を取るも、大経大3番中川に先制の本塁打を浴びる。
その裏、先頭の1番真谷健吾(商2)が左前安打で出塁すると、送りバントでチャンスを作る。3番長島僚平(商3)が中前適時打を放ちすぐさま同点に追いつく。
三回表、小澤が二死から三連打を浴び、1点を追加される。
しかし、その裏、またしても二死から2番端岡陸(法2)が「ファーストストライクの甘い球を狙っていた」と二塁打を放つ。そこから、相手の失策やクリーンアップの二連打で2点を加え、逆転に成功する。
4回以降、「バックを信じて粘れた」と小澤。相手打線を140キロを越える力強い直球を中心に三者凡退で7回まで無失点に抑える。
▲7回2失点と好投した小澤
4回、8回にも1点ずつ点を加えた中大。8回、9回を木下愛(商4)、渡邊剛主将(商4)で無失点に抑え試合終了。点を取られては、取り返すシーソーゲームを制した中大。明日行われる決勝へと駒を進めた。
決勝へ向け、池田監督は、「明日の決勝戦をするために1年やってきたようなもの」と二連覇へ向けて意気込みを語った。
この試合、攻守で活躍した端岡は、「どこよりも練習してきた自信はあるので、それを優勝という結果で形として残したい」。
▲端岡は打っては3安打、守備でも好プレーで勝利に貢献した
1年間の集大成を全日本二連覇という偉業で飾ることができるのか。明日、同志社大との運命の一戦を迎える。
◆試合結果
123 456 789 計
大経大101 000 000 2
中大 102 100 01X 5
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部