「中大スポーツ」新聞部
女子卓球部・関東学生卓球選手権大会 3日目
2017年07月11日
6月30日 水元総合スポーツアリーナ
シングルス 伊藤が優勝!
2日目の試合でベスト16に残った5人が出場した3日目。1日目のダブルスで優勝を決めた伊藤佑里子(法3)が、シングルスとの二冠を達成した。その他にも森田彩音(法2)がベスト4、明神佑実(文4)がベスト8入りを果たした。 瀬山咲希(文2)と美濃口千夏(文3)は惜しくも3日目の初戦である6回戦で敗退するが、ベスト16入り。
▲準々決勝の明神
▲準決勝の森田
ベスト4入りを懸けた準々決勝。森田と明神は中大対決となったが、1ゲーム目に8連続得点を決めるなど森田が4-1で圧勝。伊藤は松澤(淑徳大)と対戦し、4-1で危なげなく勝利。森田、伊藤の2名がベスト4入りを決めた。
▲中大対決となった森田と明神
続く準決勝、伊藤は前瀧(東京富士大)と対戦。第1セットを先取した後に2、3セットを奪われたものの、その後の4、5、6セットを制し、決勝に進出。
森田は中村(大正大)と対戦。中村は1日目のダブルスでもベスト4入りしている手強い選手。「自分が苦手な攻め手の相手だった」という森田だったが、3-3と一進一退の攻防。最終ゲームもデュースまでもつれたが、「決定打がない自分の課題がでてしまった」と最後の1点を決めきれず、惜しくも伊藤との中大同士の決勝にはならなかった。
伊藤と中村の決勝戦は、伊藤の勝利で幕を閉じた。
1、2ゲーム目を先取した後に3ゲーム目を取られ、悪い流れのまま迎えた4ゲーム目。「(4ゲーム目の)最初は弱気になっていた」(伊藤)と、4点連続で得点を奪われてしまうが、その後は「しっかり切り替えられた」と、11連続得点で4ゲーム目を制した。そのまま流れに乗って5ゲーム目を制し、4-1で伊藤の優勝が決まった。
▲決勝戦での伊藤
▲決勝戦を制し、喜ぶ伊藤
「まさかシングルスとダブルスの両方で優勝できるとは思わなかった。嬉しいです。」と語った伊藤だが、「勝ち急いで焦ってしまったところがあった」と反省点も見つかった様子。要所で我慢する精神力を今後の課題とした。
春季リーグで優勝し、マークされる立場にある中での関東選手権2冠ということもあり、全日学にも期待が懸かる。
▲金メダルを手にする伊藤
◆試合結果
シングルス6回戦
●美濃口1-4阿部(早大)〇
〇森田4-1瀬山●
〇明神4-0熊中(青学大)●
〇伊藤4-1湯本(大正大)●
準々決勝
〇森田4-1明神●
〇伊藤4-1松澤(淑徳大)●
準決勝
●森田3-4中村(大正大)〇
〇伊藤4-2前瀧(東京富士大)●
決勝
〇伊藤4-1中村(大正大)●
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部