「中大スポーツ」新聞部
バドミントン部・関東学生バドミントン春季リーグ戦対早大
2017年05月10日
5月4日 日体大健志台キャンパス
粘りを見せるも及ばず 3敗目
1勝2敗で迎えた4戦目、相手はここまで全勝の早大。第1シングルスをストレートでとられるが、第2シングルスでこの日も大関修平(商4)がフルセットの末、勝利。第2ダブルスでは川端祥主将(法4)・西方優馬(法3)組がダブルスとしては今季リーグ戦初勝利で粘りを見せるが及ばず。3連敗となった。
五十嵐優(法4)がけがで欠場によりチャンスがまわってきた。第1シングルスには西村達也(商3)が出場。しかし、相手の古賀に攻められストレート負け。チャンスをいかせなかった。
▲レシーブがアウトになり悔しがる西村
第2シングルスは大関が登場。相手の松本とは埼玉栄高時代の同級生だが、「あまり意識しなかった」(大関)と冷静に自分のプレーに集中した。1ゲーム目を危なげなく取るも、2ゲーム目に相手の粘り強さに苦戦し落としてしまう。第3ゲームは大関のペースで試合を進め勝利。ここまで唯一シングルスで1度も負けていない大関は「五十嵐がでられないのはチームにとって大きいこと、だから自分が必ず1勝しようと思っている」とけがで欠場している五十嵐の分までという決意で勝利を積み重ねている。
▲試合に勝利しガッツポーズの大関
大関のつかんだいい流れで一気に攻めたい第1ダブルスは、田崎真吾(文3)・古屋樹(商2)組。昨日1ゲームを取った勢いそのまま今日に期待が懸かったが、ストレート負け。勝利をつかむことはできなかった。
あとがなくなった第2ダブルスは川端・西方組。昨日からペアを組む即席ペアだが「昨日でお互いのプレーがよく分かったし、試合後話し合って自信を持っていけた」(川端主将)と息の合ったプレーを展開。川端主将が粘り強く拾い、西方が決めていった。今季リーグ戦では、ダブルスとして初勝利をおさめセットカウント2対2のタイにもちこんだ。
▲勝利を収めた川端主将・西方組
勝負のゆくえは、第3シングルス本間稜人(経2)へ。第1ゲーム20-16と4点差をつけられるも、そこから執念で追いついた。しかし、健闘もここまで。第2ゲームも落とし中大の負けが決まった。 これで1勝3敗、明日負ければ最下位の危機の中大。「あと1点とればというところでとりきれていない。チームの状態は悪くない、あともう一歩のところ」と五十嵐。エースが出られなくても、中大の意地を見せてほしい。
◆試合結果
●中大2-3早大○
◆詳細結果 ●西村0-2古賀○
○大関2-1松本●
●田崎・古屋組0-2中里・小野寺組○
○川端主将・西方組2-0渡辺・鈴木組●
●本間0-2小野寺○
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部