「中大スポーツ」新聞部
バドミントン部・関東学生バドミントン春季リーグ戦対法大
2017年05月10日
4月30日 水元総合スポーツセンター
エース五十嵐も敗れ、法大に黒星を喫す
初戦白星スタートを切った中大の2戦目。相手は昨年度のインカレ準決勝で破った法大となった。不動のエース五十嵐優(法4)が第1シングルスを落とすと、第2シングルスを除く全ての試合に敗れ、1-4で敗北した。
第1シングルスに出場した五十嵐は、大学生唯一の日本A代表であり、中大のエースだ。しかし、「コンディションが悪く、気持ちが整理できなかった」。第1セットを16-21で落とすと、続く第2セットも19-21でストレート負けを喫する。「試合の組み立てがまだまだ」と昨年のインカレ王者にとって課題の残る試合となった。
▲試合後、厳しい表情を浮かべる五十嵐
悪い流れを断ち切りたい中大の第2シングルスは大関修平(商4)。エースの敗北にも動じず、第1セットを取る。第2セットでは、序盤に5点を先取され「諦めて、ファイナルセットを意識していた」。しかし、驚異の粘りをみせ、逆転に成功しストレート勝ちを収める。
▲この試合唯一の白星をあげた大関
流れに乗りたい第1ダブルスでは、田崎真吾(文3)・古屋樹(商2)組が登場。自分たちのペースに持ち込むことが出来ず、ストレート負けをしてしまう。
後のなくなった第2ダブルスは西方優馬(法3)・森岡秀斗(法2)組が出場。この試合を落とすと、相手に勝ち点を奪われてしまう大事な一戦。二人の息の合ったプレーで粘るも、ストレート負けをする。この時点で、中大の負けが決定してしまう。
第3シングルスでは、本間稜人(経2)が出場。第1セットをデュースにまで持ち込むも、24-26で取られる。第2セットでも積極的に攻撃をしかけるが、16-21でストレート負けをする。
1-4と完敗した中大。初戦に続き、ダブルスでは1セットも取ることができていない。また、エース五十嵐のコンディションなど選手個人が考えさせられる敗戦となった。優勝のためにはチーム全体の底上げが必須だ。
◆試合結果 ●中大1-4法大○
◆詳細結果
●五十嵐0-2桐田○
○大関2-0山澤●
●田崎・古屋組0-2西川・野村組○
●西方・森岡組0-2桐田・山澤組○
●本間0-2野田○
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部