「中大スポーツ」新聞部
バドミントン部・関東学生バドミントン春季リーグ戦対日体大
2017年05月10日
5月7日 日体大健志台キャンパス
接戦をものにし、日体大に勝利!
リーグ戦も最終日。相手は優勝候補の日体大となった。ここで負けると2部との入れ替え戦の可能性が出てくるため、何としても勝ちたい勝負。チームカウント2-2、第3シングルスはファイナルにまでもつれこんだ試合だったが、意地でもぎ取り、何とか白星を挙げた。この結果、中大は春季リーグ戦を5位で終えた。
▲ベンチから応援で盛り上げる
第1シングルス、1年生の佐藤雄輝(商1)が出場。第1セットを落とすも、第2セットは相手のスマッシュに素早く対応。奪い返す。しかし第3セット、先制点を奪うも、その後一気に7連続ポイントを許してしまう。最後までその差を取り返すことはできず、このマッチを落とす。
続く第2シングルスには、このリーグ戦のシングルスでは4戦4勝と無敗の大関修平(商4)が出場。序盤は一進一退の攻防が続くも、相手のミスを見逃さず一気に5連続連取。第1セットを取る。第2セットも相手の取れないところにうまくスマッシュを決めて流れに乗り、ストレート勝ち。 5戦5勝で春季リーグ戦を締めくくった。
▲リーグ戦大活躍だった大関
第1ダブルスには川端祥主将(商4)・西方優馬(法3)組。「勝てる試合だった」(川端主将)ものの、ネット際でのミスが目立ち、2-0でストレート負けを喫した。
第2ダブルスには大関・中田政秀(法3)組。「誰と組んでもできるようにしていたが、結局即席で組んでもらった」(西山監督)。それでも大関のスマッシュと中田の緩急付けた球で相手を翻弄。見事勝利をおさめ、次に繋いだ。
運命の第3シングルス。本間稜人(経2)に委ねられた。第1セットを落とし、第2セットも始終、追いかける展開に。しかし、本間の鋭いスマッシュが決まると、一気に流れが傾いた。逆転に成功し、セットカウント1-1と試合を戻す。第3セット、本間のミスが目立ちはじめる。相手にリードを許し、最大5ポイントにまで開いた差だったが、「勝つしかない」と、長いラリーを必死に追いかけポイントを取る。3連続スマッシュを決め、勢いに乗ると逆転に成功。そのまま白星を挙げた本間は、「チームのみんなが最後まで自分を信じて応援してくれたから接戦に勝てた」と振り返った。
▲勝利の瞬間、本間は喜びを爆発させた
狙っていた優勝には程遠かったが、得た収穫は多かった。 現在、4年生を中心に戦っている中大。4年生の五十嵐、大関に関してはシングルスとダブルスの両方をかねている。「3年以下の実力が足りないから頼らざるを得ない」(西山監督)。「課題はチームの底上げ」(川端主将)。今後必須になってくる。
◆試合結果
〇中大3-2日体大●
◆詳細結果
●佐藤1-2山下〇
〇大関2-0小本●
●川端主将・西方組0-2市川・馬屋原組〇
〇大関・中田組2-0齋藤・中峰組●
〇本間2-1森田●
◆大会結果
①早大②日体大③法大❺中大
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部