「中大スポーツ」新聞部
準硬式野球部・東都準硬式野球春季リーグ戦 対東海大1回戦
2017年04月10日
4月7日 上柚木公園
東海大に手堅く1勝も、次へ残る課題
荒れ模様の天気の中で行われた東海大との1戦目。中大は眼龍達矢(商3)の本塁打と、エース木下愛(商4)の好投で勝利したが、精神面では課題の残る結果となった。
両者得点をつかめず0-0で迎えた4回。1死一塁の場面で眼龍が今年初の本塁打を放ち2点を先制した。「変化球を狙ってフルスイングした。逆風だったがホームランになってよかった」(眼龍)。
その後も5回、7回と三塁まで繋いだものの、得点には至らなかった。
そして9回。真谷健吾(商2)の一塁強襲二塁打から、中大らしく堅実にスクイズで決め、駄目押しの3点目を挙げた。
この日9回までを1人で投げ切った木下は、5安打を許すも、少ない球数で無失点に抑えた。守備陣も強風に負けず、安定した守りをみせた。
▲本塁打を放ち笑顔の眼龍
だが一方で、新チームとしての課題にも直面した。9人中5人が投手という今年の4年生。レギュラーで活躍する野手が少ない中で「チャンスの時に、代打でもいいから出してくれという雰囲気がない」と監督から苦言。例年、夏の全日本大会では4年生の活躍で勝利をつかんできた準硬式野球部。
「自分がここいちばんでやってやろうという気持ちが足りない。もっと4年生が自覚を持たないと」(橋本峻主将・商4)。
「練習はしてきているので、あとは気持ちだけ」(橋本主将)。日曜に控えた東海大2戦目は、気持ちよく勝ち点を手にしてほしい。
◆試合結果◆
123 456 789 計
中 大 000 200 001=3
東海大 000 000 000=0
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部