「中大スポーツ」新聞部
硬式野球部・東都大学野球春季リーグ戦 対日大2回戦
2017年04月06日
4月5日 神宮球場
あと1点が遠くサヨナラ負け 勝ち点の行方は3回戦へ
▲失策での幕切れ。ベンチへ引き上げる花城
123 456 789 10 RHE
中 大=001 000 100 0=291
日 大=000 002 000 1×=391
[中]伊藤、喜多川、花城-保坂[日]山本龍、植谷-東海林寛
本塁打:【中】土谷(3回1点)
◆スタメン
1[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)
2[右]大工原壱成(商2=桐光学園)
3[三]吉田 叡生(経3=佐野日大)
4[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)
5[指]内山 京祐(文1=習志野)
6[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)
7[遊]牧 秀悟(商1=松本第一)
8[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)
9[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)
P 伊藤 優輔(文3=小山台)
開幕戦を快勝し、連勝での勝ち点奪取を目指した中大。3回に土谷の本塁打で先制すると、逆転された直後の7回には吉田の適時打で追いついた。しかし、10回1死一、三塁から牧が内野ゴロを悪送球しサヨナラ負け。勝ち点は今日の3回戦にお預けとなった。
▲土谷が自身約1年ぶりとなる先制の本塁打を放つ
多少の打順の変化はあったものの1回戦と同じメンバーがスタメンに名を連ねた。3回、その8番に「降格」した土谷が右翼席へ本塁打。「2番から8番になって相手に調子が悪いと思われていると思ったので、直球を狙っていた」(土谷)。前日に続き、幸先よく先制に成功する。投げては伊藤が走者を出しながらも粘りの投球。5回まで相手打線を無得点に抑えた。
▲粘投した伊藤
そして「魔の6回」を迎える。「6回の整備後は流れが変わる。そこで先頭を出したのがすべて」(伊藤)。安打と四球で無死一、二塁とピンチを招きここで伊藤は降板。後を受けた喜多川省吾(経3=前橋育英)が連打を浴び逆転を許した。1点ビハインドの7回、中大は相手の失策と四球などで1死二、三塁と好機をつくると、打席に立つのは前日も適時打を放った吉田。しぶとく左翼前にポトリと落とし2-2、すぐさま試合を振り出しに戻す。 その後は両チーム決め手を欠き、同点のまま延長戦に突入。10回、1死一、三塁とサヨナラのピンチで牧が内野ゴロを二塁へ悪送球。三塁走者が生還し、あっけない幕切れとなった。
▲1年生ながら2安打を放った内山
これで1勝1敗、勝ち点の行方は3回戦へ持ち越しとなった。昨日も9安打を放ちながら2点とあと1点が遠い。しかし、1年生の内山が2安打を放つなど明るい材料も多くある。「明日(4月6日)は総力戦になる。自分たちのできることをして勝ちたい」と土谷。チーム全員が一丸となり、勝ち点を挙げたいところだ。
◆コメント
土谷
(本塁打は)バントの構えをしたりしていたので、真っ直ぐが来ると思って狙っていた。(明日は)総力戦になる。自分たちの出来ることをして勝ちたい
伊藤
6回の整備後は流れが変わる。あそこで先頭を出したのがすべて
吉田
チャンスで自分に回ってきたが打てなかった。明日はいいところで1本打ちたい
内山
昨日打てなかったので、積極的にいこうと思っていた。チャンスで打てなかったので、明日は絶対に返せるようにしたい
試合結果
●中大2-3日大○(1勝1敗)
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部