「中大スポーツ」新聞部

女子卓球部・全日本卓球選手権大会

2017年01月28日

1月16日~22日 東京体育館

女子ダブルス 大健闘のベスト4

 リオ五輪メダリストの石川佳純(全農)、伊藤美誠(スターツ)らが一堂に会して行われる全日本卓球。中大勢では、女子ダブルスで山本怜(文3)・明神佑実(文3)組が快進撃を見せた。1984年度大会、橘川・斉藤組(富士短大)以来の大学生同士ペアとしての優勝は逃したものの、堂々のベスト4入りとなった。

山本 明神 試合 ▲準々決勝での山本(左)と明神

 今大会はスーパーシードとして4回戦からの登場。実業団の選手との対戦だったが危なげなく退けた。続く5回戦もストレートで勝利し迎えた準々決勝。相手は朝田・政本組(同志社大)、昨年の全日学6位の実力者だ。「カットマンのボールを攻めたかったが、思ったよりも切れていた」(明神)、フルセットまでもつれ込む熱戦となる。しかし「ここまできたら粘りで」(明神)と言うように、最終セットをものにし勝利をつかんだ。

山本・明神 表彰台

▲表彰台に上る山本(左)と明神

 準決勝で敗れはしたが、大健闘のベスト4。大舞台での経験は大きな糧になったはずだ。来年度、主将を務める山本は「リーグ戦、全日学インカレ、全日学個人、全てで優勝したい」と意気込む。次の戦いは5月に行われる春季リーグ戦。2位だった昨秋よりも上の順位、優勝を目指す。

◆大会結果 女子シングルス

1回戦

○伊藤佑里子(法2)3-0上田(RRC)●

○三上千穂(法4)3-0篠原(済美高)●

○明神佑実(文3)3-2桑原(旭大)●

●永田彩夏(法4)1-3竹前(日体大)○

2回戦

●伊藤1-3出雲(ミキハウスJSC)○

●秋田佳菜子(文2)2-3青木(中京学大)○

○美濃口千夏(文2)3-0古川(東京富士大)●

○三上3-1滝浦(日体大)●

●明神1-3加藤(十六銀行)○

○中澤紬(経1)3-2野村(愛知みずほ大瑞穂高)●

○森田彩音(法1)3-1松田(済美高)●

3回戦

●美濃口1-3阿部(早大)○

●三上0-3中畑(愛知工業大)○

○森田3-2林(東京富士大)●

●中澤紬(経1)2-3平(日立化成)○

4回戦

●山本怜(文3)2-4田口(筑波大)○

●森田1-4永尾(アスモ)○

女子ダブルス

1回戦

⚫小山みき(文4)・古川(東京富士大)組1-3田中・金崎組(希望ヶ丘高)○

2回戦

○秋田佳菜子(文2)・美濃口千夏(文2)組3-0浅野(金城大)・野田(長崎女商高)組●

3回戦

○秋田・美濃口組3-0松本・吉田組(神戸松蔭女学大)●

4回戦

●秋田・美濃口組2-3鈴木・安藤組(専大)○ ○山本・明神佑実(文3)組3-1河村・小道野組(アスモ)●

●永田彩夏(法4)・吉良あすか(文3)組2-3堀(専大)・松岡(慶誠高)組○

5回戦

○山本・明神組3-0松澤・高橋組(十六銀行)● 準々決勝

○山本・明神組3ー2朝田・政本組(同志社大)●

準決勝

●山本・明神組0-3𡈽田・宋組(中国電力)○

→堂々の4強入り!

混合ダブルス

1回戦

○竹崎(野田学園高)・永田組3-1與古田・狩俣組(沖縄国際大)

2回戦

○定松祐輔(文3)・中澤組3-2宮城・松本組(国学大)●

●竹崎・永田組0-3藤村・楠川組(愛工大)○

3回戦

○定松・中澤組3-2木原(ALL STAR & ふじもりTTC)・馬場(芦屋学園高)組●

4回戦

●定松・中澤組2-3田中(愛工大名電高)・田中(早大)組○

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部