「中大スポーツ」新聞部
女子卓球部・関東学生卓球秋季リーグ戦後半戦
2016年09月26日
9月12、13日 駒沢体育館
9・12 5戦目対日大
危なげなく勝利を収める
▲ガッツポーズをする秋田
3勝1敗で迎えた後半戦。優勝を目指すには負けは認められない状況で日大と対戦。1番手の山本怜(文3)は第1、2セットを快勝するも、第3セットはデュースに持ち込まれ16-18で落とす。だが、第4セットではスマッシュを綺麗に決めるなど、エースの力を見せつけた。2番手の秋田佳菜子(文2)はフルセットにもつれ込むも3-2で勝利する。
第1ダブルスの山本・明神佑実(文3)組も連続ポイントを取る場面も多々あり、ストレートで勝ちを収める。最後の瀬山咲希(文1)も流れに乗ってストレート勝ちを決め、セットカウント4-0で試合を終える。午後に繋げる流れの良い結果を残した。
◆試合結果
5戦目 ○中大4ー0日大●
○山本3ー1向山●
○秋田3ー2奥下●
○山本・明神組3ー0奥下・小室組●
○瀬山3ー0小室●
9・12 6戦目対大正大
ダブルス勝てず、2ゲーム落とす
▲肩を落とす山本(右)・明神組
午前で調子を上げてきた秋田は、7点連続ポイントを決め、左右に上手く相手を動かし3-1で勝利を挙げる。続く山本もストレートで快勝。だが、山本・明神組が出場した第1ダブルスでは、本領発揮できず1-3で1ゲームを奪われる。
今季初となった中澤紬(文1)は粘り強さを見せて立て直すも、その流れは続かず、第2ダブルスの秋田・美濃口千夏(文2)組もフルセットにもつれ込み競り負ける。森田彩音(法1)がストレート勝ちを決め、セットカウント4-2で勝つも、2ゲーム落とす結果となった。
◆試合結果 6戦目 ○中大4ー2大正大●
○秋田3ー1柴田●
○山本3ー0荒木●
●山本・明神組1ー3荒木・富川組○
○中澤3ー2中村●
●秋田・美濃口組2ー3柴田・湯本組○
○森田3ー0富川●
9・13 7戦目対淑大
最終戦も粘り勝ち、準優勝!
▲優秀選手賞を獲得した山本
結果で見れば4-1の快勝。しかし、1試合ごとはとても接戦となった。秋田が1番手で登場し、フルセットで粘り勝つ。続く山本はバックハンドを中心に試合を作り連勝。順調にダブルスの試合を迎えるが、山本・明神組はフルセットで勝ちきれなかった。特に第4セット、8-7で勝っている状況で相手がタイムをとると、4点連続失点でセットを落としてしまったことが痛恨だった。
しかし前半戦で強豪を次々と突破してきた勢いは健在。瀬山も秋田・美濃口も粘り勝ち、勝利を収めた。途中から2台進行で 7番手の森田も試合を行っていたが、秋田・美濃口組が勝つ前にストレート勝ち。記録には残らないが、余裕の勝利だった。
例年、女子卓球部は表彰台からは遠かった。しかし今回は大躍進の2位。大場監督も「最後まで諦めないということが、結果にちゃんと繋がっててくれてよかった」と選手をたたえた。「出だしで勝てたことが大きい」(永田主将)と、秋リーグはいつもより勢いと笑顔にあふれていた。4年生にとっては最後のリーグ戦。「4年生のチームワークは素晴らしい。4年生が仲が良いと、いいチームになる」(大場監督)。永田主将は試合後「一番は悔しい」と優勝できなかった悔しさを語っていた。でも「この16人で一番良い結果が出せたし、勝っても負けてもいい雰囲気だったので、今までで一番でした」(永田主将)と晴れやかに語った。
次は10月の全日学個人だ。秋リーグの勢いをそのままに、場所を長野に移しても最後まで諦めずに戦う。
◆試合結果 7戦目 ○中大4ー1淑徳大⚫
○秋田佳菜子(文2)3ー2趙●
○山本怜(文3)3ー1佐藤●
●山本・明神佑実(文3)組2ー3松澤・高橋組○
○瀬山咲希(文1)3ー1松澤●
○秋田・美濃口千夏(文2)組3ー2竹本・佐藤組●
◆大会結果
①東京富士大②中大③早大
優秀選手賞=山本
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部