「中大スポーツ」新聞部
硬式庭球部・関東大学テニスリーグ第5戦対明大
2016年09月26日
9月10日 亜大日の出キャンパステニスコート
王座出場逃し10年連続の入替戦へ 主将西條「4年生の差」
▲第1ダブルスで出場した斎藤・望月組
王座出場の可能性を残したまま迎えたリーグ最終戦で、中大が明大に2-7で完敗し2部2位校との入替戦に回る。法大戦に続きダブルスで全敗した。主将の西條一真(商4)は「向こう(明大)は4年生が活躍して王座に連れていった」と、最上級生としての差を痛感。勝負を懸けた第3ダブルスで、4年生ペアが勝利を収めることができなかった。
▲第5シングルスで出場し、勝利を収めた田中
第3ダブルスで出場した古田海人(商4)・松浦優太(法4)組はフルセットの末、敗戦した。2月の新進で準優勝した4年生ペアだったが、意地を見せることはできなかった。第1、2ダブルスの斎藤和哉(法2)・望月勇希(法1)組、大和田秀俊(法3)・玉城翔平(文3)組はそれぞれ今リーグ初のペアリング。共にストレート負けを喫した。
慶大戦で金星を挙げた正林知大(商1)を欠いたシングルスでは、上位4人で1勝も挙げられなかった。スタッフも期待する田中凛(商2)、宇佐美晧一(経2)はそれぞれ第5、6シングルスで出場しストレート勝ち。サーブとストロークが安定していた宇佐美は、相手のミスをうまく誘いリーグシングルス初出場初勝利を挙げた。
▲シングルスでリーグ初出場の宇佐美。第6シングルスで出場し勝利を挙げた
9月14日から関東学生テニス選手権大会(通称:夏関)の男子シングルスが始まる。中大からは7人が出場。「新しいチームにとって個人戦で勝たないといけない」(月村コーチ)。上位進出で9月24日に行われる2部2位校との入替戦に弾みをつけたい。
◆大会結果
①早大 5勝0敗(32-13)
②明大 4勝1敗(32-13)
③慶大 2勝3敗(22-23)
④法大 2勝3敗(21-24)
⑤中大 2勝3敗(19-26)
⑥亜大 0勝5敗(9-36)
※勝率が同じ場合は直接対決成績、単複通算勝利数、獲得セット数の順で決まる
→上位2校の早大、明大は全日本大学王座へ出場。下位2校の中大、亜大は2部上位2校との入替戦に回る。
◆試合結果
●中大 2-7 ○明大
(ダブルス0-3、シングルス2-4)
ダブルス
NO1:●斎藤・望月 0(0-6、3-6)2 ◯諱・澁田
NO2:●大和田・玉城 0(0-6、3-6)2 ○切詰・西脇
NO3:●古田・松浦 1(4-6、6-3、4-6)2 ○鈴木・吉見
シングルス
NO1:●望月 1(4-6、6-3、4-6)2 ○諱
NO2:●大和田 0(0-6、5-7)2 ○西脇
NO3:●斎藤 0(4-6、1-6)2 ○切詰
NO4:●古田 0(2-6、1-6)2 ○西脇
NO5:○田中 2(6-2、6-1)0 ●本城
NO6:○宇佐美 2(6-4、6-0)0 ●吉見
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部