「中大スポーツ」新聞部
バレーボール部・秋季関東大学バレーボールリーグ戦対学芸大
2016年09月12日
9月10日
選手交代はまりストレート勝利 開幕3連勝
スタメン(サーブローテーション順) 10WS 石川祐希(法3) 1MB 井上慎一朗主将(法4) 9WS 大竹壱青(商3) 12WS 武智洸史(法3) 3MB 渡邊侑磨(法4) 13S 山下紘右(商3) 7Li 伊賀亮平(経4)
開幕2連勝とスタートダッシュに成功した中大。第3戦は、昨年の東日本インカレでベスト8入りを阻んだ学芸大と対戦した。1セット目終盤に7点ビハインドをひっくり返すと試合の流れを奪取。その後は危なげのない試合運びで因縁の相手にストレート勝利した。
▲スパイクを打つ谷口
第1セット、序盤から中盤にかけてミスがかさみ、一時は7点のビハインドを背負う。しかし、そこで流れを変えるべく大竹と石川に替えて投入された谷口渉(法2)、富田将馬(文1)が躍動。相手が5点奪う間に12点を取りデュースに持ち込む。最後は「雰囲気を変えようとがんばった」という富田がレフトからスパイクを決めてセットを先取した。
▲スパイクを決めて喜ぶ富田
第2セット、「もう1度サーブで攻めて戦おう」という松永監督の指示のもと再びスタメンに大竹と石川を起用。調子が上がっていなかったという大竹であったが、「今自分にできる1番のことはサーブ」と、2セット目に2本の強烈なサービスエースを叩きこむ。中盤の7連続得点もあり2セット目を奪うと、試合は中大ペースに。3セット目も危なげなく連取し、3連勝を飾った。
▲スパイクに飛びつく山下、渡邊、石川(左から)
チームとしての新しい戦い方は、まだ完全にはかみ合っていない。しかし、誰が出ても勝てるチームを目指してきた成果はここで現れた。「どんな形であれ勝利を重ねるのが大事」と伊賀も語る。4年生にとっては最後のリーグ戦。インカレにつながる新戦術の手ごたえと同時に、優勝という最高の結果も期待したい。
◆試合結果 ○中大3-0学芸大● (26-24、25-20、25-17)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部