「中大スポーツ」新聞部
陸上競技部・日本学生陸上競技対校選手権1日目
2016年09月05日
9月2日 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
NEXT3そろいぶみ! 舟津主将「チームの力出せば箱根いける」
1500㍍決勝、予選を組1位で通過した舟津彰馬主将(経1)は終盤で粘りを見せ3分50秒70の2位でゴール。同じく決勝に進出した田母神一喜(法1)、冨原拓(経1)もそれぞれ5位、7位に入った。同大会の中・長距離種目での表彰台は第83回大会の5000㍍で新庄翔太氏(平27卒・現HONDA)が3位入賞を果たした以来2年ぶり。
▲表彰台で笑顔を見せる舟津主将
今大会、本学初のメダルを獲得したのは、1年生にして異例の大役を任された1年生主将だった。「1年生キャプテンという変則的な形ではあるけど、力でチームメイトに見せつけるということが、自分の発言に説得力を持たせることにもなり、大きな意味を持つ」(舟津主将)。小柄ながら、1年生らしからぬ堂々とした力走を見せチームに流れを引き寄せた。
▲決勝で700㍍を通過する3選手
先月上旬には藤原監督との話し合いの結果、アメリカ南西部のユタで舟津主将、田母神、冨原の3人だけで単独合宿を敢行した。マネージャーやコーチを一切つけず、練習メニューの計画から食事の調理まで全て3人で話し合い、自分たちで行った。選手たちで積極的に問題を解決することを奨励し、自らを律することを重んじる藤原イズムも着実にチームに浸透してきている。
箱根駅伝予選会まで残り1ヶ月余り。下級生を中心に中距離種目での活躍が目立つ一方で、長距離陣は不振が続いている。3日の5000㍍にもエントリーしている舟津主将は「長い距離は町澤さん頼りという部分がある。中距離だけではなく、5000、10000、20㌔、ハーフでもチームで一番になって本当の意味でキャプテンと認められるようになる」(舟津主将)。名門の未来を託されたルーキー達が、自らの走りでチームに勢いをもたらす。
▲ゴール直前の舟津主将
◆競技結果
4×100㍍リレー予選
1組
①中大(川上拓也・法3→谷口耕太郎・商4→日吉克実・文3→竹田一平・経2) 39秒23
→決勝に進出
1500㍍予選
1組
①田母神 3分53秒20
2組
⑥冨原 3分48秒56
3組
①舟津主将 3分50秒37
決勝に進出
1500㍍決勝
②舟津主将 3分50秒70
⑤田母神 3分52秒25
⑦冨原 3分52秒46
100㍍予選
2組 (+0.3)
②川上拓也(法3)10秒47
5組 (+1.2)
①竹田一平(経2)10秒40
→両者準決勝に進出
100㍍準決勝
1組 (+0.5)
①竹田 10秒47 3組 (-0.8)
②川上 10秒52
→竹田は決勝に進出
400㍍予選
6組
⑦魚野翔太(文2)49秒18
三段跳
23位 杉岡優磨(商3) 14㍍92
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部