「中大スポーツ」新聞部
準硬式野球部・全日本大学準硬式野球選手権大会 1回戦対名商大
2016年08月22日
8月20日 名取市民球場
終始リードし初戦突破 2年ぶりの全国制覇へ手堅いスタート
ついに全日本選手権が幕を開けた。2年ぶりの優勝を目指す中大は、初戦で名商大と対決。手堅く得点を積み上げ、粘りを見せる名商大を振り切り4-2で勝利。順当に初戦を突破した。
中大の先発はエースの木下愛(商3)。4回まで3四球も無安打投球を披露し、先発投手の役割をきっちりと果たす。
▲先発した木下
打線は2回にスタメンマスクの田中宏樹(商4)の適時打で先制すると、3回に4番長島僚平(商2)の犠飛で追加点を挙げる。
援護をもらった木下だったが、5回に3安打を浴びて1点を失う。しかし、その後の1死一、二塁のピンチは切り抜け、5回1失点で代打を送られ降板した。 6回からは渡邉剛(商3)が救援。危なげない投球で7回までを無失点に抑え、流れを作ると、7回裏に原田大輝(商4)の適時打で貴重な1点を挙げる。 渡邉は8回に1点を失うも、その裏に千葉諒(商2)の適時打で突き放し、9回は小澤巧平(商1)が締めて4-2で試合終了。こつこつと得点を積み上げ、3投手の継投で逃げ切った。
▲好救援を見せた渡邊
「リードしていれば大丈夫というくらいに投手陣は仕上げてきている」と池田監督。主将の上野太一(商4)も「主要な投手がみな投げたのが収穫」と1年生の小澤を含めた投手陣の安定ぶりが光った。
打線では1番に入った國廣拓人(商4)が「チャンスメークが自分の役割」と3安打1四球、3番の原田が「塁に出るのが自分の仕事」と2安打1死球。最後の全日本選手権となる4年生コンビが存在感を見せた。
▲出塁し、笑顔を見せる國廣と一塁コーチャーの小林良太郎(商4)
2回戦の相手は京産大。1回戦に続き危なげなく勝利し、2年ぶりの全国制覇へ着実に歩みを進めたいところ。
◆試合結果 123 456 789 計
名商大 000 010 010 2
中大 011 000 11x 4