「中大スポーツ」新聞部
ボクシング部・関東大学ボクシングリーグ戦対慶大
2016年06月17日
6月11日 後楽園ホール
7階級全勝で連勝を3に伸ばす
開幕から2連勝と勢いに乗る中大。好調を維持し、9日に慶大と対戦。5回のTKO勝ちを含む7ー0で慶大を圧倒し、開幕3連勝を飾った。
一番手はLF級の及川雅人(商3)。初出場ながらも序盤から相手を攻め立て、試合を優位に進める。そして、3R1分4秒にダウンを奪い、そのままTKO勝ちを収め、中大が先勝する。
F級では新井勝(文3)が出場。フットワークで相手を翻弄し、次々に攻撃を決めていく。2R目にダウンを奪い、続く3R目でもダウン奪い、そのままTKOで勝利する。
B級では藤井重綺(文3)が出場。苦しみながらもなんとか勝利。L級では主将の三代大訓(文4)が登場。顔面への右ストレートが要所で決まり、危なげなく相手を退け、ここで中大の勝利が確定する。
LW級では一年生の冨田真広(文1)が初出場。序盤は初出場の緊張からか動きが固く、相手に攻められる場面も目立った。しかし、「怒られた」というセコンドを挟んでからの2,3Rでは、積極的な攻めが見られた。「1R目は緊張して固かったんですけど、3Rぐらいからは自分でも倒していけるんじゃないかと思いました」(冨田)中盤では両者の打ち合いとなったが、終盤にかけては冨田が相手を圧倒。3R2分44秒冨田の右ストレートが決まり、TKO勝ちを収めた。
▲コーナーに追い込む冨田
W級は階級を一つ上げた岡澤セオン(法3)が出場。「どっちの階級でも勝てる自信がある」と話す岡澤は階級を一つ上げた今日も、序盤から相手を圧倒。「初戦から調子は良く自分のボクシングがかなりできている」(岡澤)相手を寄せ付けない強さで、1R目からダウンを奪い、1R1分58秒で鮮やかなTKO勝ちを決めた。
▲左ストレートを放つ岡澤
M級には河口周悟(法4)が出場。序盤から力強いストレートを決め、二度のダウンを奪い、2R2分59秒TKO勝ちで締めくくった。
これで中大は開幕3連勝。さらに今回は7試合中5試合がTKO勝ちだ。試合後、岡澤は次のように話した。「今のチームはかなりつよい。相手は強くなってくるが7-0で勝っていける」(岡澤)3連勝を飾った中大は、昇格への道のりを着実に歩んでいる。
▼詳細結果
LF級◯及川−宮内 3R1分4秒TKO勝ち
F級◯新井−飯島 3R42秒TKO勝ち
B級◯藤井3−0井上
L級◯三代3−0田中
LW級◯冨田−森 3R2分44秒TKO勝ち
W級◯岡澤−小笠原 1R1分58秒TKO勝ち
M級◯河口−林 2R59秒TKO勝ち
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部