「中大スポーツ」新聞部
女子陸上競技部・日本学生陸上競技個人選手権大会2日目
2016年06月13日
6月12日 長野市営陸上競技場
恵は自己ベスト更新の5882点!
「後半の3種目で頑張れた」(恵)。恵は着時に得点をのばしていき、5882点で大会連覇を決めた。5882点は恵の自己ベストで日本歴代2位、さらに日本学生記録となった。
2日目最初の競技は走幅跳。恵は関東インカレで6m越えの記録を出し、2位になった種目だ。6m台を狙うが、3回目の5m95(+0.5)が記録となった。1日目終了時点で2位につけていた桐山(モンテローザ)が、6m6(+1.4)と大ジャンプを見せ、恵との差を8点まで縮めた。
▲やり投・藤沼
続くやり投げ。恵は自身の自己ベストに近い47m84で種目別2位の成績を残す。藤沼は35m44で自己ベストを更新した。最終種目の800mは、1組の藤沼は前半から飛ばし、1位でゴールし競技を終えた。記録を狙う2組の恵は「ぶっ飛ばそうと思っていた」とレース序盤から前に出て、2分16秒63でゴール。恵は5882点で大会連覇、藤沼は11位で競技を終えた。
▲自身の記録を指さす恵
今年4月日本選抜和歌山大会で5730点の自己ベストを出した恵。5月の関東インカレでは状態が悪いながらも、最終種目まで記録更新ペースであり、日本選手権での自己ベスト更新は期待されていた。そして、期待に応えるかのように154点も記録を更新。もしも最終種目の800mを自己ベストで走れば、5900点を超えていた。日本記録である5962点、そして6000点越えはすぐそこまできている。
◆大会結果
走幅跳
②ヘンプヒル恵(文2)5m95 (+0.5・834点)
13位藤沼朱音(法3)5m39(+1.7・668点)
やり投
②恵47m84(818点)
16位藤沼35m44(580点)
800m
1組①藤沼2分18秒16(849点)
2組②恵2分16秒63(870点)
総合得点
①恵5882点
9位藤沼5012点(公認4895点)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部