「中大スポーツ」新聞部
女子陸上競技部・日本陸上競技選手権大会混成競技
2016年06月13日
6月11日 長野市営陸上競技場
恵、1日目首位で突破
混成競技の日本一を決める大会が長野県で始まった。中大からはヘンプヒル恵(文2)と藤沼朱音(法3)が出場。日中は30度近くまで気温が上がり、夕方には雨に見舞われるという悪天候の中、恵は100mH自己ベスト、走高跳自己ベストタイとなる高成績を残した。
▲100mHで自己ベストを出した恵
一種目目は100mHが行われた。恵は13秒43を記録し、自己ベスト更新に加え、自身が持つ七種競技の日本最高記録も更新した。これによりスタートから首位へ立った。 二種目目の走高跳では、恵は自己ベスト更新を狙い1m71を挑戦するも失敗。悔しそうな表情でマットをあとにしたが、1m68で自己ベストタイを記録。藤沼は1m56までは一回で成功するも、1m59は三回ともバーを落とす結果となった。 三種目目の砲丸投げは、恵は二投目の11m23が、藤沼は二投目の10m67が記録となった。
▲4種目目200mを走る藤沼
1日目の最終種目となる200mは突然の雨の中行われ、恵は25秒29を、藤沼は25秒82を記録した。「山﨑選手(九州共立大)に前に出てこられて力が入ってしまった」(恵)と不本意な結果に悔しさをにじませた。
「最低でも日本記録(5962点)は出したい」と話す恵。3360点1位で初日を終えた。「走幅跳とやり投で自己ベストを更新し、出せる力を出したい」(恵)と2日目へ意気込む。恵の連覇に期待がかかる。
◆試合結果
100mH
1組⑥藤沼朱音(法3)14秒76(+2.7・874点)
3組①ヘンプヒル恵(文2)13秒43(+1.7・1060点)
砲丸投
④恵 11m23(610点)
⑤藤沼 10m67(573点)
走高跳
②恵 1m68(830点)
12位藤沼 1m53(655点)
200m
2組②藤沼25秒82(813点)
3組③恵25秒29(860点)
1日目終了
①恵 3360点
11位藤沼 2915点
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部