「中大スポーツ」新聞部
バレーボール部・黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会グループ戦 対パナソニックパンサーズ
2016年05月05日
5月1日 大阪市中央体育館
パナソニックに敗北 グループ戦突破ならず
スタメン(サーブローテーション順)
13S 山下紘右(商3)
1WS 井上慎一朗主将(法4)
3MB 渡邊侑磨(法4)
20WS 谷口渉(法2)
12WS 武智洸史(法3)
9MB 大竹壱青(商3)
7L 伊賀亮平(経4)
黒鷲旗グループ戦第2戦は、V・プレミアリーグ2015/2016準優勝のパナソニックパンサーズとの対戦となった。ともに全日本登録選手を欠く中、パナソニックから1セット奪ったが、黒鷲旗での企業チームへの勝利はかなわなかった。
▲相手の攻撃をブロックする山下(左)と大竹
シーソーゲームで第1セットが始まった。「自分たちのプレーで立ち向かおう」(井上主将)と攻撃を展開。リバウンドも何度も攻撃へと繋ぎ、一方的な攻撃を許さない。中大アドバンテージでジュースに突入するも最後はミスが続き、31-33と僅差でこのセットを譲った。
第2セット、いきなり井上主将のサービスエースが飛び出すと、連続得点。22-20の場面では、大学初出場の蔭谷陵希(文2)がピンチサーバーとして登場した。「コースを狙って攻めることができた」と蔭谷。ライン際を狙ったサーブはインかと思われたが、アウトの判定にコート内のメンバーが頭を抱える場面も。 井上主将は「テンションも高く、いい雰囲気でセットをとれた」と振り返る。25-21でセットを奪い返した。
▲盛り上げる谷口
しかし、第3セットに入り、高さとパワーのある相手オフェンスを前に、ブロックとレシーブが通用せず、コートに強打が突き刺さる。リベロの伊賀は「守備の関係性をもっと詰めていかないと」と、リーグ戦に向けた守備の向上を図る。流れに乗った相手を止められず、19-25で第3セットを、12-25で第4セットを落とし、黒鷲旗2連敗が決まった。
▲強打に対応する伊賀
奪った1セットは大きい。「ラリーに持ち込んだときの攻撃は通用した。いい雰囲気でセットをとれた」(井上主将)と手ごたえを口にした。伊賀も「通用するな、と感じた。新チームが楽しみ」とコメント。今後の伸びしろを予感させる。
◆試合結果
●中大1-3パナソニック○
(31-33、25-21、19-25,12-25)
☆次戦は5月2日大阪市中央体育館にて、東福岡高戦です!(第2試合 12:00~) 応援よろしくお願いします!
▼コメント集
井上主将
「2セット目は雰囲気も良く、自分たちのプレーで立ち向かえた。Vリーグと対戦して感じたのは、終盤の強さ。見習って今後のリーグに生かしていきたい。相手の攻撃に対して、ディフェンス面が通用しなかったので、改善していきたい」
伊賀
「負けてしまったので満足はできないが、相手が企業チームということで、レシーブのしがいがあって楽しかった。チームとしてレセプションやディグの関係を、改めて詰めていきたい」
蔭谷
「最初は緊張したが、2セット目では攻めることができた。攻めた結果としてアウトになってしまったが、これからもっと練習して、もっとベンチ入りしたい」
富田将馬(文1・初出場)
「主将と交代で、最後にコートに入ってとても緊張した。もっと試合に出られるように頑張りたい」
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部