「中大スポーツ」新聞部
バレーボール部・黒鷲旗全日本選抜男女バレーボール大会グループ戦対サントリーサンバーズ
2016年05月05日
4月30日 大阪市中央体育館
企業相手にストレート負け 公式戦では今季初黒星
スタメン(サーブローテーション順)
1WS 井上慎一朗主将(法4)
3MB 渡邊侑磨(法4)
20WS 谷口渉(法2)
12WS 武智洸史(法3)
9MB 大竹壱青(商3)
17S 柳田貴洋(法2)
7Li 伊賀亮平(経4)
4月29日に開会式が行われた黒鷲旗。高校、大学、企業と入り交じった大会だ。関東大学勢からは前年度のインカレ1位~3位の、中大、筑波大、早大が出場した。
中大が入ったグループAは、サントリーサンバーズ、パナソニックパンサーズ、東福岡高がいる。グループAのリーグ戦で上位2チームが決勝トーナメントに進出する。第一戦のサントリー戦、1、2セットは20点台まで粘るもストレートで敗れた。
▲スパイクを止められ悔しがる井上主将
第1セットは序盤に開いた3、4点の差が最後まで埋まらず、21-25と惜しくもセットを落とす。第2セットでは全日本候補、大竹のスパイクを中心にクイックを使う。鍵となる16点のテクニカルタイムアウト(8点、16点にどちらかが到達すると強制的に60秒間のタイムアウトに入る)に、中大リードで入った。流れも傾きかけたが、そこからじわじわと逆転、引き離され21-25でこのセットも落とす。
▲クイックを打つ大竹
第3セットは序盤からサントリーのオポジット、エバンドロのスパイクが冴えわたる。外国人のパワーと高さに圧倒され、14-25でストレート負けが決定した。 敗れたものの、企業との一戦は成長の材料となった。春季リーグ戦中の過密スケジュールの中、黒鷲旗で経験を積む。
◆試合結果
●中大0-3サントリー○
(21-25、21-25、14-25)
次戦は5月1日(日)16:00~、大阪市中央体育館にてパナソニックパンサーズ戦が行われます!
▼コメント集
松永監督
「春季リーグ戦では、中大のサーブの効果が大学の中ではトップクラスだと思う。その状況で、サントリーさんはほとんどAパスでサーブレシーブを返されていて、相手のやりたいことを崩せなかった。春季リーグ戦の前半が終わって2日休んで、そこから大阪に入って1日練習しただけなので、コンディションを戻すのが1番先決。パナソニック戦は、自分たちが持ってる力を出せれば、いい形でもっていく期待はできる」
渡邊
「黒鷲旗では自分がどれだけ後輩にしっかりしたプレーを見せれるか。自分のプレーを見て、後輩が何かを感じ取れるといいと思ってやっている。サントリーは身長が高いが、その分ジャックボールとか、そういうところで得点しなきゃいけないなと思う。パナソニック戦は学生らしさもしっかり出して、声を出していきたい」
大竹
「勝ちたい気持ちはあったが、勝てなかったのは実力不足だと思う。サーブで攻めてもあそこまでキャッチを返されて、自分たちの長所であるサーブを消されてしまったのは痛かった。大学生に通用するものが今回は通用しなかったので、企業相手にも通用する力をつけるように考えていくことが大事」
山下
「サントリーはサーブも強いし、ブロックも高さがあるので、いつも通りにはいかなかった。Aパスが返らない状況でも、コンビだとかを使わなければ、スタンダードな攻撃ではブロックついてきてしまうので、トス回しはいい経験になった」
谷口
「相手の逃げてきたボールだったり、弱いボールだったりを上げられなかったことが一番。3セット目には序盤通用したスパイクに対策を立てられてしまい、決まらなかった。まずは自分たちのプレーをして、次に臨みたい」
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部