「中大スポーツ」新聞部
女子陸上競技部 日本学生陸上競技対校選手権大会 2日目
2015年09月14日
9月12日 ヤンマースタジアム長居
4×400mリレーアンカー新宅、怒涛の追い上げも叶わず予選落ち
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最終コーナーから追い上げ、1位とほぼ同時にゴールした新宅
昨日に引き続き晴天の中行われたインカレ2日目。中大女子陸上期待の七種競技も今日スタートした。 本日の1種目め100mHには川村涼伽(文3)、宮崎紗季(文3)そして七種競技にも出場するヘンプヒル恵(文1)が出場。 3人共に14秒台前半をマークし明日の準決勝に進出。明日の健闘が期待される。 跳躍競技、三段跳には中大から風巻七海(文2)が登場。最初の試技で赤旗が上がり、記録にはならなかったが2回目で11m54を記録。3回目が期待されたがこれも惜しくも赤旗。全体20位で競技を終えた。
中大のエース、新宅麻未(商4)が200m予選に登場。レース序盤他の選手に食らいついていくも、後半徐々に差が開いた。結果は5着と準決勝に進めず、昨日の400m8位の雪辱を晴らすことはできなかった。
午後1番に行われた400mHには羽鳥玲奈(法4)、宮崎紗希(文3)の2名が出場。羽鳥は七種競技に出場する合間を縫って走った。羽鳥8位、宮崎は組内4着の健闘虚しく予選落ちした。
3000m障害予選には大塚菜穂(文4)、関根千智(文3)、丹羽七海(文2)が出場した。大塚は1位集団についていき、最後の1周を迎える。しかし集団のペースアップに後れを取り、5位でフィニッシュした。明日の決勝での巻き返しを狙う。
砲丸投予選に柴沼千晴主将(文4)、樋川仁子(商4)の2名が登場。柴沼は主将として最後の大会だった。結果は20位と惜しくも記録を残すことはできなかった。
そして本日のメイン競技、七種競技に羽鳥玲奈(法4)、藤沼朱音(法2)、そしてジュニア日本記録保持者の恵が出場した。恵は大会記録更新が予想され、1日目を3181点で折り返した。明日の残り3種目でさらなる飛躍が期待される。
▲七種競技1種目、得意の100mHに出場した恵
2日目最後に行われたのは4×400mリレー予選。第一走者は阿部彩香(文3)が務め、スタートダッシュを決める。第二走者には川村が登場。次年度には短距離を引っ張るであろう存在が当種目でも炸裂し、上位のまま第三走者の宮崎へ。宮崎は上位集団に食らいつこうと力走し、3位でアンカー新宅に託す。新宅は、大差を少しずつ縮めると最終コーナーから一気にラストスパートをかけ、ゴールラインを1位の鹿屋体大とほぼ同時にフィニッシュ。結果は惜しくも0.01秒差で予選敗退。しかし会場中が興奮に湧いた瞬間となった。新宅はこの種目が最後のインカレでのラストランとなった。
明日はいよいよ最終日。七種競技では恵の大会記録更新に期待がかかる。
◆大会結果
七種競技100mH
1組①恵 13秒99
2組➂藤沼 14秒61
3組②羽鳥 15秒05
100mH予選
3組➂川村 14秒19
4組➂宮崎 14秒24
5組②恵 14秒03
砲丸投予選
⑯柴沼主将 12m87
㉑樋川 12m34
200m予選
1組⑤新宅 25秒42
800m予選
2組⑦萩原愛理(文1)2分12秒93
4組⑤山本瑞(法4)2分13秒96
三段跳決勝
⑳風巻 11m74
七種競技走高跳
1組⑤恵 1m63
⑩藤沼 1m55
2組⑫羽鳥 1m45
400mH予選
1組⑧羽鳥 1分03秒51
4組➂宮崎 59秒93
やり投予選
⑱髙橋唯(文3)48m44
㉛平岡麻由美(文1)44m00
4×400mリレー予選
2組②中大(阿部→川村→宮崎→新宅)3分48秒18
3000mSC予選
1組⑥丹羽 10分45秒95
2組⑤大塚 10分24秒47
⑫関根 11分17秒29
七種競技砲丸投
⑤恵 10m89
⑮羽鳥 9m67
㉓藤沼 9m03
七種競技200m
3組⑤恵 25秒49
⑥藤沼 25秒53
⑦羽鳥 25秒84
七種競技総合 一日目終了時点
①恵 3181点
⑩藤沼 2877点
⑱羽鳥 2720点
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部