「中大スポーツ」新聞部
陸上競技部 日本陸上競技選手権大会3日目
2015年06月30日
6月28日 新潟・デンカビッグスワンスタジアム
田辺、4位入賞 谷口がナショナルメンバー入り
日本選手権最終日、400mハードル決勝で田辺将大良(法3)が4位入賞する活躍を見せた。7月にユニバーシアードを控える森誉(文3)も、ベスト8入りを果たした。
▲ゴール後の田辺。しばらくの間立ち尽くしていた
ゴールした瞬間、両手で顔を覆った。400mH決勝。田辺は、確実に表彰台を射程に捉えていた。レースは自身の課題としていた後半の走りで、上位と勝負しきれなかった。とはいえ、大会に出場した10名の中で、最も表彰台に近いところをかすめた。悔しい表情で、トラックをあとにした。
▲1投目の試技に臨む森
やり投の森は1回目の投てきで出した72m21でベスト8入り。4回目以降の試技に臨んだ。新井涼平(スズキ浜松AC)が84m13の大会新記録を出すなど、し烈な争いが繰り広げられた。森の最終順位は8位。記録は1回目の試技で出した72m21だった。100mで唯一準決勝に駒を進めた女部田祐(法4)は、決勝に進めず、昨年の再現はならなかった。中村亮(法2)は7m28で18位だった。
3日間に渡った日本選手権が幕を閉じた。表彰台こそ出なかったものの、谷口耕太郎(商3)、田辺が決勝のレースを、森がベスト8の試技を戦った。谷口は北京で行われる世界陸上のリレーのナショナルメンバー、韋駄天スプリンターズにメンバー入りを果たした。日本選手権後も、陸上の大会が目白押しだ。谷口、諏訪、森は7月初旬のユニバーシアードにエントリーしているほか、9月には大学陸上の最高峰、全日本インカレも控える。間近に迫った大舞台で結果を残すため、選手たちは最終調整に入る。
◆種目別結果
100m準決勝
1組⑥女部田 10秒60(風-0.6)
400mH決勝
④田辺 50秒44
やり投決勝
⑧森 72m21
走幅跳決勝
⑱中村 7m28(-0.8)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部