「中大スポーツ」新聞部
準硬式野球部 東都大学準硬式野球春季リーグ戦対専大2回戦
2015年04月22日
4月20日 上柚木公園野球場
打線振るわず痛い敗戦
先発はここ最近調子をあげてきている遠藤祐亮(文2)。1回、2回と安定したピッチングを見せる。 しかし3回専大の先頭打者が一塁手の横を強烈な打球で抜き、二塁打を放つ。一死三塁とされ迎えた9番打者にスクイズを決められてしまう。「調子は悪くなかったがリズムが崩れてしまった。」(遠藤)と2死二塁の場面で3番打者に投じた直球をライトスタンドまで運ばれてしまう。さらに次の打者に安打を許したところでマウンドを保坂祐樹主将(商4)に託す。昨日の専大との1回戦で先発し6回を投げたが「初回から準備していた」保坂主将は三振で流れを断った。その後も走者を背負いながらも落ち着いた投球で8回まで無失点に抑える。しかし保坂主将の投球に打線が援護することができないまま9回を迎えた。9回表、先頭打者に四球を与えたところで投手は木下愛(商2)に交代。木下も制球が定まらず2死四球を与え、さらに失策で追加点を取られ5−0とされてしまう。
▲3回本塁打を打たれた遠藤(左)
なんとか9回裏食らいつきたい打線は先頭の原田大輝(商3)が四球で出塁。続く岡田弦也(文3)は「強く振ることだけを意識した」。打球は左翼の後方へ、そしてスタンドにつきささった。この2点本塁打で5−2と追い上げる。途中出場の大畑幸平(文1)が右前安打を放ち無死一塁。1年生が反撃ムードを作るも、後続が続くことが出来ず、敗北を喫した。
▲9回、本塁打を放った岡田
専大戦は1勝1敗と次に負ければ勝ち点を奪われてしまう。試合内容を見てみると、フライでの凡退、チャンスでの見逃し三振が目立った。この日の打撃は理想としている「つなぐ打撃」とは程遠い。打撃の課題を克服することが優勝への鍵だ。
◆試合結果 専大 004 000 001=5
中大 000 000 002=2
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部