「中大スポーツ」新聞部
軟式野球部・東都学生軟式野球連盟春季リーグ戦対拓大
2015年04月20日
4月17日 戸田市北部公園野球場
投手転向2年目・栗原が今季初勝利!
▲今季初勝利を挙げた栗原
前日の試合で劇的なサヨナラ勝ちを収めた軟式野球部。リーグ戦3戦目は拓大との対戦となった。初回に石井貴大(商3)の適時打で1点を先制すると、3回と4回にそれぞれ1点を追加。試合は3回途中から降り始めた雨で5回打ち切りとなったが、先発した栗原崇人(文2)が今季初勝利を挙げた。
サヨナラ勝ちから一夜明け、今度は2年生投手の今季初勝利だ。先発のマウンドに立った栗原は高校時代までは野手としてプレーし、投手を始めたのは大学に入ってからという経歴を持つ。「先制点だけは与えないように、とにかく力強く」(栗原)と初回を三者凡退、わずか10球で終えた。
▲先制打を放った石井
その裏、中大は四球と相手の失策で無死満塁の好機を作ると、四番・石井が右翼手前にポトリと落ちる適時打で先制。栗原を援護する。 栗原は2回表に1死から連打を浴びピンチを招くが、後続を遊ゴロ、三振に切って無得点に抑える。その後も打たせて取る丁寧な投球で、4回まで被安打は2、4三振を奪う好投を見せた。
打線は3回、石井が相手の失策で出塁すると7番、田中右真(経2)の遊ゴロの間に1点を追加。4回には2死から石井が中堅へ適時二塁打を放ち、3-0とリードする。 ところが、3回途中から降り始めた雨が回を重ねるごとに強さを増していく。5回の栗原の投球。それまでは安定した投球を見せていたが、降りしきる雨に制球を乱し4四球で2点を失った。1点差に追い詰められたものの、最後の打者を右飛に打ち取ったところでグラウンド不良により試合は打ち切り。渡邉友徳主将(文3)は「元々は野手で、不慣れな面もあったのだろう」と栗原をかばった。
これで開幕から無傷の3連勝。それでも渡邉主将は「初回の無死満塁で1点しか取れなかった。試合の入り方をきちんとしたい」と課題を口にした。栗原は「福永(康・文3)さん、青柳(達郎・法3)さん、自分の誰が投げても勝てるように、どの試合も全力を出す」と謙虚に次戦の抱負を語った。
▲試合後、スタンドに向かって一礼する選手たち
◆試合結果◆ 拓 大=000 02=2 中 大=101 1X=3 ※降雨のため5回表で打ち切り
次の試合は4月22日(水)対東洋大川越(戸田市北部公園野球場・9時30分から)です!