「中大スポーツ」新聞部

陸上競技部 東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

2014年10月18日

10月18日 陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園
7位で予選会通過 ハコネ86年連続出場決定

第2集団を引っ張る新庄

 86年連続89回目のハコネを懸けて臨んだ予選会。中大は7位となり、本戦への出場を決めた。
 予選会からのハコネ出場枠は、記念大会だった前回より3校減って10校。20㎞のコースで行われ、各大学最大12人の選手が出場し、その上位10人の合計タイムで競われる。
 
 城西大の村山らが序盤からレースを進める中、新庄翔太(法4)と徳永照(経3)が第2集団の前方でレースを進める。その他の選手も多田要(経4)を中心とした集団走で、落ち着いた走りを見せる。5km地点では7位、10㎞地点では6位でレースを折り返した。
 13km過ぎ、昭和記念公園内のアップダウンの激しいコースに入っても、選手たちは落ち着いていた。15km地点では7位。新庄、徳永に続き松原啓介(文3)や鈴木修平(法2)が快調な走りを見せた。
 チームトップでゴールしたのはエースの新庄。続いて6秒差で徳永がフィニッシュした。重要となるチーム10番目の選手は渡邉俊平(商4)。1時間01分57秒でゴールし、大きく崩れることはなかった。
 最終順位も15km地点と同様に、7位となった。決して前評判は高くはなかった。「『中大はハコネに出場できないんじゃないか』という声が上がっていたのは事実なので、本戦出場が決定して良かった」と浦田監督も安堵の表情を浮かべた。
 永井秀篤主将(文4)や三宅一輝(法3)ら主力選手を欠く中挑むこととなった今回の予選会。それでも浦田監督は「練習を積んできたので、自信を持ってメンバー編成ができた」と語った。またエースの新庄は「主力メンバーの分も、自分がしっかり走らなければと思っていた。他のメンバーも夏に力を付けていたので、手応えがあった」と振り返った。
 あくまで「予選会は通過点」(渥美良明・経2)。箱根路に向けて再び選手たちは走り出す。
 

◆大会結果
【総合順位】
①神奈川大 10時間07分11秒
②国学大 10時間07分18秒
③東海大 10時間07分31秒
⑦中大 10時間11分37秒


【個人順位】
16位 新庄 1時間00分16秒
18位 徳永 1時間00分22秒
32位 松原 1時間00分38秒
54位 鈴木 1時間00分53秒
67位 渥美 1時間01分04秒
81位 小谷政宏(経3) 1時間01分11秒
120位 相馬一生(文2) 1時間01分45秒
121位 市田拓海(法2) 1時間01分45秒
124位 多田 1時間01分46秒
134位 渡邉 1時間01分57秒
159位 谷本拓巳(経2) 1時間02分22秒
195位 清水清輝(経4) 1時間03分08秒