「中大スポーツ」新聞部

相撲部 東日本学生相撲選手権大会

2014年06月08日

3年ぶり!団体戦第3位

相手と組み合う中嶋主将

 団体戦を昨年とほぼ同じメンバーで臨んだ今大会。予選を12得点、6位で通過し、優秀8校決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦で東洋大に勝利しベスト4入りを決めた。準決勝では日体大にストレートで敗れたが、3年ぶりに第3位に輝いた。個人戦では、寺田貴博(法4)がベスト16となった。
 
 団体戦は先鋒、二陣、中堅、副将、大将の順に5名で行われる。予選は3試合で行われ、その勝数の合計が多い順に順位を付けられる。8位までが決勝トーナメント出場の権利が与えられる。
 
 予選1回戦の明大にはストレート勝ち。2回戦の大東文化大に対しても4-1と圧勝し、中大の力を見せつけた。3回戦の相手は昨年のインカレ覇者である東洋大。先鋒・内山翔太(法3)は相手に裏を取られ、突き落としを決められてしまった。しかし、二陣の吉本雄斗(法3)が突き落としを決めすぐに1勝を返した。中堅の中嶋祥吾主将(文4)と副将の寺田貴博(法4)が敗れ、負け越しが確定するも大将・矢後太規(法2)が押し倒しを決め3-2と粘りを見せた。その結果、予選を6位で通過し決勝トーナメントへと駒を進めた。

 決勝は5人中3勝した大学が勝利するトーナメント方式で行われる。決勝トーナメント1回戦は予選3回戦で負け越した東洋大との対戦。先鋒・内山は敗れたが、二陣・吉本は土俵際に追い込み押し出しを決めた。中堅・中嶋主将は一端土俵際に追い込まれ押し出されるかに思われたが、立て直し最後は突き倒しで勝利。副将・寺田は上手投げを決められ、この時点で2-2の同点に。勝敗は大将・矢後に託された。長時間の組み合いが続く中、先に仕掛けたのは矢後。寄り切りを決め3-2とし、準決勝へと進出した。
 準決勝は今大会で優勝を収めた日体大と対戦。0-5とストレート負けを喫し、強豪相手に圧倒されてしまった。

 しかし第3位入賞は3年ぶり。11月に行われるインカレ優勝に向けて弾みを付けた。

◆大会結果
団体戦
①日体大
②東農大
③中大、日大