卓球部

卓球部 秋季関東学生卓球リーグ戦対埼工大、早大

2015年09月11日

9月9日 とどろきアリーナ

埼工大に春の雪辱果たすも、早大に完敗

▲早大戦で唯一勝利をあげた定松

 上位校との差は大きかった。大会3日目、午前中に埼工大、午後に早大と対戦した中大。昨季3-1がら痛恨の逆転負けを喫した埼工大には4-2で勝利したものの、早大には1-4で敗れた。しかし、絶対王者の明大が早くも2敗をするなどリーグは混沌状態。優勝へのわずかな可能性をかけ、次週の明大戦、専大戦に挑む。

 1番の徳永大輝主将(商4)が幸先よくストレート勝ちを収める。2番の高杉東志(法1)は相手のエース・郭にフルセットまで持ち込むも敗戦。待望のリーグ戦初勝利はお預けとなった。今季調子のいい大坂亮輔(文3)が3番で登場。ストレート勝ちで流れを呼び込む。ダブルスの大坂・宮本幸典(文2)組は左・左ペアの相手に苦戦するもフルセットの末勝利を収めた。  王手をかけた中大は5番に坂野申悟(法2)が出場。ここでもフルセットの接戦となる。しかし、50人近い部員の応援が埼工大を後押しする。次の試合の出場選手やアップに付き添う選手が抜けるとベンチに5、6人しか残らない中大にとって、「完全アウエー」となった。結果坂野は敗北、春の悪夢が蘇る。  中大を救ったのは6番の宮本だった。最初のセットを苦しみながらも奪うと、勢いそのままに相手を圧倒。3-0の完勝だった。

 午後には昨季2位の早大と対戦。トップで出場した高杉は0-3で敗れてしまう。2番の徳永も世界ランク22位の大島に善戦するも1-3で敗北。「チャンスはあった。前よりも差は小さくなったけどまだまだ」と悔しさを滲ませた。3番の定松祐輔(文2)が3-1で勝利しダブルスを迎える。最初のセットを取られ、劣勢から2セット目に追いつくもジュースで取られてしまう。3セット目も落とし、重要なダブルスで敗れてしまった。  後がなくなって5番には宮本が登場。相手は1月の全日本選手権で勝利している山本。「球の速さとか質がすごくて圧倒された」相手の強烈なバックハンドが止まらず0-3で敗戦した。

   早大との差を痛感する一戦となってしまった。「調整とかではなく、できる限り追い込んで少しでも練習する」(宮本)、明大、専大との対戦に向け気を引き締めた。

◆試合結果 ○中大4ー2埼工大●

○徳永3-0千葉● ●高杉2-3郭○ ○大坂3-0稲嶋● ○大坂・宮本組3-2花木・千葉組● ●坂野2-3宝利○ ○宮本3-0神山●

●中大1ー4早大○

●高杉0-3竹岡○ ●徳永1-3大島○ ○定松3-1平野● ●大坂・宮本組0-3大島・上村組○ ●宮本0-3山本○