卓球部

卓球部 春季関東学生卓球リーグ戦対日大

2015年05月18日

5月15日 所沢市民体育館 劣勢を挽回し4-2で勝利!

 昨年春季リーグで準優勝した中大は、2回の敗戦があった。1敗は昨年優勝の明大、そしてもう1敗は日大だった。今回も先に2ゲームを奪われリードされたが、そこから4ゲームを取り返し、4-2で春季リーグ3勝目を手にした。

 第1ゲームは定松祐輔(文2)が町口と対戦。第1セットは序盤から積極的に攻め連続得点するも、巻き返されて9-11でこのセットを落とす。2セット目も奪われ、第3セットも4-8とリードを許す。ここでタイムアウトを要求し相手の流れを切りたかったが、止めることができず4-10とマッチポイントを握られる。意地を見せここで連続得点で追いかけたが、及ばず6-11で落としストレート負けを喫した。

 第2ゲームに登場したのは、リーグ戦初出場の高橋拓巳(文1)。相手のエース後藤との対戦に「胸を借りるつもりで」と挑んだ。第1セットはサーブで崩される場面もあり、6-11で落とす。第2セットはラリーに持ち込んで得点するなど、相手に食らい付く。セットカウント6-8から、サーブが決まって逆転し、10-8と先にセットポイントにのぼった。しかしそこから再び逆転され10-12で第2セットも落とした。第3セットは終始相手に主導権を握られ6-11で敗れた。「2セット目をとっていたら分からなかった。ラリーになったらチャンスがあるので、ラリーに持っていくまでに攻められたときの守備力を高めていきたい」と相手エースに敗戦も手応えを感じる1戦となった。

▲1年生ながら相手エースに善戦した高橋

 ゲームカウント0-2とリードを許し、第3ゲームを任されたのは坂野申悟(法2)。1年生の福田を相手に、緩急をつけた落ち着いた試合展開で11-7と第1セットを奪う。第2セットはミスもあり、8-10と先にセットポイントを握られたが、そこから攻める姿勢を崩さずスマッシュを決め、13-11でジュースを制した。第3セットも8-10と先にセットポイントをとられたが、サーブを決めジュースに持ち込む。アドバンテージの奪い合いが続いたが、サーブから攻め込み15-13。ストレート勝利を決めた。

▲逆転勝利の流れを引き寄せた坂野

 第4ゲームのダブルスは、初日、2日目と同じく大野泰士(文4)・大坂亮輔(文3)組が登場。相手は後藤・南谷組で、個々の能力が高いペアだ。第1セットは危なげない試合運びで先取した。第2セットは競った中で先にセットポイントをとるも、連続失点で10-12で奪われる。しかし、第3セットはラリーを制すなど、5-4から6連続得点。流れをつかんで11-4でこのセットを取った。勢いそのままに、第4セットも10-4と主導権を握り、最終的には11-7で勝利した。今季リーグ戦では負けなしの大野・大坂組が、チームの主軸としての役割を果たした。

▲4戦負けなしの大野・大坂組

 ゲームカウント2-2で追いつき、第5ゲームはダブルスから2連戦の大坂。サーブの回転で相手を苦しめ、自分のペースに持ち込む。11-7、11-8で危なげなく2セットを連取した。第3セットはラリー戦になる。相手に粘られ10-10のジュースにもつれたが、大坂はミスの少ない卓球を見せて12-10でこのゲームをものにした。

 ここで勝利を決めたい第6ゲームは、宮本幸典(文2)が登場。入りから積極的に仕掛け、5-1とリードを奪う。ミスも正確に修正する冷静さを見せ、11-5で第1セットを先取。第2セットも大量リードし8-2。そこから相手の反撃で追いかけられたが、しっかり勝ち切って11-8。第3セットは反撃の隙を与えず、8-3から3連続得点でこのセットも奪う。最後まで冷静な攻めを見せた宮本が、チームの勝利を決めた。

◆試合結果 ○中大4-2日大●

●定松0-3町口○ ●高橋0-3後藤○ ○坂野3-0福田● ○大野・大坂組3-1後藤・南谷組● ○大坂3-0渡邊● ○宮本3-0西村●