ソフトボール部(男子部)

Cを背負う者番外編・男子ソフトボール部

2017年02月12日

門馬邦治(経1)

挫折を糧に

 

 4年生が引退し、新体制となって初の公式戦は5位と悔しい結果に終わった男子ソフトボール部。そんな中、収穫は1年生ながら4番を務めた門馬邦治(経1)の活躍だ。負ければ入替戦の日大戦で適時ニ塁打を放つなど勝負強さを発揮。プロ野球の応援歌をイメージしながら打席に入るルーティーンが気持ちを楽にするそう。

 

▲日大戦適時二塁打を放ち打球を見上げる門馬

 

 小4からリトルリーグで硬式野球を始めたが、あまり試合に出られず中学に上がった時に、野球の厳しさを目の当たりにした。野球をやめようかと迷いに迷い、中1の夏までは卓球と野球2つの競技を掛け持ちしたという。結局中学時代は卓球の道に進んだが、「野球を辞めたことは一番の挫折」と語るように野球への思いは捨てきれず、高校進学時にソフトボールを始めた。リトルリーグ時代に通常より近い距離で野球をやっていた門馬にとって、野球より距離が近いソフトボールはうってつけだった。その後高校でも4番を任されるほどに力をつけた門馬。中大の体験練習に参加した時、大学1年時からエースとして活躍していた川村卓未(商4)の「一般性中心の自分たちみたいなチームがスポーツ推薦の上位チーム(早大、国士大、日体大)を倒すことが面白い」という言葉に惹かれた。川村との出会いが中大進学のきっかけになった。

 

▲日大戦勝ち越しに沸く中大ナイン 一番前でガッツポーズしているのが門馬

 

 「今季は必ず上位チームを倒す」と意気込んだ門馬。引退した4年生の思いは後輩に受け継がれた。先輩の思いを受け継ぐだけでなく、結果で恩返しができるのか。この男が4番としてチームを引っ張る。

 

▼門馬邦治プロフィール 

もんま・くにはる 平成10年1月24日生 東京都出身 関東国際高卒 184㌢・67㌔ 趣味・友達とご飯に行くこと  

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部