ソフトボール部(男子部)

ソフトボール部(男子) 第50回全日本大学男子ソフトボール選手権大会1回戦対京産大

2015年08月31日

エース川村、2安打完封&決勝犠飛! 3年連続1回戦突破

8月29日 三重県・磯部ふれあい公園

6回裏、この試合4つ目の三振を奪いベンチに戻る川村

▲6回裏、この試合4つ目の三振を奪いベンチに戻る川村

 インカレ1回戦は京産大と対戦。エースの川村卓未(商3)が4回に犠飛を放ち先制点を挙げると、投げては相手打線を2安打完封に抑える完璧な投球を見せて1回戦を突破した。

 「今日は川村さまさまの試合だった」と、鈴木監督も寺本豊主将(法4)も口にした。エースの奮闘で初戦をものにした。

 1回裏、川村は先頭打者に二塁打を許し、いきなりピンチを招いてしまう。犠打と四球で1死二、三塁となり、4番打者の放った飛球は左翼へ。左翼手の石田直己(理工1)が懸命に捕球すると、タッチアップした走者を好返球で刺し併殺を完成。インカレ初出場の1年生が、初回から守備で魅せた。

 4回表、先頭の平野智士(理工4)が得意のセーフティーバントを決めて出塁。死球と玉谷悠人(商2)のセーフティーバントで1死満塁とすると、7番に打順を上げた川村が中堅に犠飛を放ち先制点を挙げた。

 川村は初回を除くと、三塁はおろか二塁を踏まれたのも3回の二塁打1本のみという完璧な投球。捕手の井原奨之(総3)も「今季のベスト(の投球)」と手放しで喜んだ。打線は石田がセーフティーバントを2回決め、平野が3安打を放つなど少しずつではあるが復調の兆しが見えている。

 京産大に勝利し、3年連続でインカレの1回戦を突破した。次戦はリーグ戦でも対戦経験のある国士大が相手だ。京産大とは異なり「お互い良く知っている相手」(川村)だ。春季リーグ戦を制した国士大に対して「今年1年間の決着をつけようと思う」と力強く語った寺本主将。ベスト4入りに向けた戦いが始まった。

◆試合結果◆

中 大=000 100 1=1

京産大=000 000 0=0

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部