ソフトボール部(男子部)

ソフトボール部 東京都大学ソフトボール連盟春季リーグ戦(男子)対学芸大戦

2014年04月26日

4月26日 国士大グラウンド
コールド勝ちで連敗止める
   連敗スタートとなったソフトボール部は学芸大と対戦した。初回に2点を先制すると、3、4、5回の毎回得点で学芸大を突き放した。投げてはエースの川村卓未(商2)と宮川晋之輔(法1)が相手打線を2安打に抑え、5回コールド勝ちで今季初勝利を挙げた。


   それまでの2試合のうっぷんを晴らすような快勝だった。19日に行われた国士大、早大戦では、国士大にタイブレークの末に敗れ、早大戦は1安打に抑え込まれてしまった。「先週は練習もどこか雰囲気が暗かった」(植西剛大主将・法4)というが、試合前、鈴木監督は選手たちを前に自分たちのプレーをしようと呼びかけた。

初回に2点本塁打を放った森添

   先攻の中大は一死後に寺本豊(法3)が四球を選び、二死3塁から森添巧将(商3)が高めに甘く入った直球を豪快に引っ張り「打った瞬間に分かった」と左越本塁打を放った。その裏は川村がきっちり三者凡退に抑える。

   2回裏の川村は、先頭打者に本塁打を浴びるが後続を断ち最小失点で切り抜ける。

   中大は3回にも森添、冨士眞胡人(商2)の連続適時打で3点を追加し、試合を有利に進める。投げては川村が相手打線をわずか6球で打ち取る。

   4回は一死2、3塁から植西主将が遊撃へ内野安打を放ち、2点を追加した。しかし、川村がその裏の先頭打者に右越本塁打を打たれて1点を失った。

好投を見せた宮川。川村とは小学校の頃から一緒にプレーしてきたという

  打線は5回に先頭の森添が四球を選んだのを皮切りに、開健生(経2)が「打撃のフォームを変えていい感じになっている」と左中間を破る適時三塁打を放つなど打者12人の猛攻で一挙に7点を挙げた。
   ここで投手が川村から宮川へスイッチ。「ストライク先行で、四球を出さないようにしていた。2年間くらい投げていなかったが、これからスピードが出ると思う」と言いながらも躍動感のあるフォームから伸びのある直球を繰り出し、三者凡退で抑えて今季リーグ戦初勝利を飾った。

   試合後、鈴木監督は「自分たちのプレーと共に、雰囲気づくりや初回に得点するといった一連の流れができた」と語った。懸案だった投手陣についても「今年が一番充実していると思う」という。試合で実際に宮川の投球を受けた森添は「今日抑えたことは収穫になった」と笑顔を見せた。その一方で「3塁に走者がいた場面で、内野ゴロで得点を挙げることができなかった」(鈴木監督)。先発した川村は「先週の試合で300球ほど投げて、いつも通りの投球ができなかった。2本ホームランを打たれてしまい、詰めの甘いところもあった」と言うように課題が浮き彫りとなった試合でもあった。
   しかし、植西主将が「昨年の春季リーグも日体大を倒してインカレ出場を決めた」と語るとおり、昨年の春季リーグは一時6点差をつけられながらもサヨナラ勝ちで日体大を下している。ここから良い流れに乗っていけるか。2年連続のインカレ出場へ向けて、勝利へと突き進む。

◆試合結果
中   大  203 27 =14
学芸大  010 10 =2
(5回コールド)

次の試合は4月27日東京都大学ソフトボール連盟春季リーグ戦(男子)対学習院大戦、5月3日東京都大学ソフトボール連盟春季リーグ戦(男子)対日体大戦です!