ソフトテニス部

ソフトテニス部・全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会

2014年08月22日

8月6日・7日 熊本県民総合運動公園テニスコート他
昨年優勝チームに阻まれベスト8

1回戦 対びわこ成蹊スポーツ大 3-0で勝利
1 玉置大祐(経1)・小田桐嵩康(商1)組: ④-3
2 丸中大明(商3)・鈴木琢巳(経3)組 :④-0
3 十津川将義(商3)・木川拓也主将(経4): 組④-0

2回戦 対吉備国際大 3-1で勝利
1 玉置・小田桐組 :④-0
2 丸中・鈴木組 :④-0
3 中畑聡一朗(文2)・木川組:1-④
4 玉置・小田桐組:④-2

3回戦 対東経大 3-1で勝利
1 玉置・小田桐組:④-2
2 丸中・鈴木組:④-1
3 十津川・木川組:1-④
4 玉置・小田桐組:④-3

準々決勝 対早大 1-3で敗退
1 玉置・小田桐組:④-1
2 丸中・鈴木組:2-④
3 十津川・木川組:1-④
4 玉置・小田桐組:3-④

中大は東日本インカレの決勝で辛勝した早大にベスト4を賭け戦うも、前回王者の力を見せつけられ敗退。ベスト8に終わった。

 

船水・九島組(早大)に敗れ肩を落とす丸中・鈴木組


 前日のびわこ成蹊スポーツ大、吉備国際大、東経大の試合はいずれの試合も快勝し、いいスタートが切れた。
 2日目の準々決勝で「一番の山場」(木川主将)という早大との試合に臨んだ。
 一組目の玉置・小田桐組は最初のセットを取り勢いに乗ると、その後も積極的なストロークやレシーブで主導権を握る。流れを渡さずに4-1で勝利した。
 二組目の丸中・鈴木組は3ゲーム目までを2-1と試合を優位に進めて行く。しかし早大の粘りのテニスに苦戦し、デュースの末4ゲーム目を落とす。このセットを取られると後の2つのセットも取られ、丸中・鈴木組が2-4で敗北。 「4ゲーム目を取りきれなかったのが痛かった。東日本インカレで勝ったから対策されているという思い込みで考え過ぎた。」(鈴木) 木川・十津川組は善戦をするも1-4と敗れる。インカレも殲滅戦方式が採用されており、玉置・小田桐組が残りの2ペアを倒さなければこの試合に勝てない状況になった。玉置・小田桐組は4ゲーム目までを3-1とし、勝利に近づく。しかしまたもや早大の粘り強さが中大の選手の前に立ちはだかる。早大が残りの5、6、7ゲーム目を全て取り、中大は敗退。「ちょっとした迷いがミスを生んだ。やはり早大は強かった。」(小田桐)
前哨戦の東日本インカレを制したが、インカレではベスト8という結果に終わった。試合後、丸中は「四年生が引退して不安。中大に入ってからインカレは全てベスト8止まりだから何が何でも泥臭く上を目指す」と語った。十津川、鈴木、玉置や小田桐も口を揃えて「来年こそは監督を胴上げしたい」と雪辱を誓った。
◆大会結果
①早大②同大③慶大、日体大⑧中大
◆コメント集
田中監督――中大のソフトテニス部が3年後に100周年だからそれまでには優勝したい。ミスは紙一重だった。ステップなどを大事に行きすぎたのかもしれない。
早大の大将戦を崩さない限り勝てないから、来年を集大成に頑張りたい。
木川主将――早大はインカレで優勝するためには絶対に倒さなければいけない相手だった。ドローを見た時から強く意識していた。自分たちはきれいに1点を取るのではなく、喰らいついて1点を取るテニスをやらなければいけなかった。技術よりもメンタル面。特にリードしている時にその差が出てしまった。とにかく悔しい。自分は引退するが、下の代は貪欲に1本を取りに行って欲しい。
十津川――インカレではここで早大にと当たることはわかっていたし、勝ってやろうという気持ちはあった。そういう流れだったし、せっかく使ってもらったのに自分らが負けてしまい、チームを勢いづけられなかった。三番手の役割が果たせなかったこと、これが悔しい。
(3年間ベスト8止まり)ベスト8までくると強豪と必ず当たる。ベスト4決めが2日目の初戦。ここが、2日目の一番の勝負どころだと自分は思っている。自分もできていないが、こういうところで自分の一番のプレーができないようじゃ、日本一は遠い。
(4年生が引退)自分はインカレ出るの初めてだが、こんなに不甲斐ない試合で申し訳ない。その不甲斐なさをこれから取り返せるよう、練習をやっていく。
鈴木――なんと言っても大事なところで勝てなかった。ここを取れれば勝っていたという場面が何個かあった。
(秋のリーグに向けて)秋のリーグは殲滅戦ではないから1勝1勝がとても大切になってくる。(次回から最高学年になるが)最高学年としての自覚をしっかり持ち来年のインカレに向けてやっていきたい。
丸中――(早大戦)正直、内容は良くなかった。ゲームカウント2-1でサービスゲームだったけど、何本もチャンスがあったのに取りきれなかった。そこを締めてれば問題はなかったが、その1ゲームを落としただけで全然試合の流れが違った。(チームとしての敗因は)研究もされてきてる、というのも敗因の一つではあるが、それよりも意気込みが中大とは違った。試合前の声出し、円陣、どちらもうちはやってない。勝利への執念の差かと。
玉置――東日本インカレでは上手いテニスをしようと力んでしまったが、今回はそういうことは考えず貪欲にプレーして先鋒としての役割は果たせた。早大1戦目は最初の1ゲームで相手の前衛の動きが良くないと思ったので積極的に狙って行った。決めるときは決める、粘るときは粘ると状況に応じて変えていった。2戦目はリードして、マッチポイントも握りながら勝てなかったのは自分たちの弱さが出た証拠。ポイント取れている時は自分たちが攻めていたが、相手の調子が上がるにつれて焦ってしまい、相手のテニスに合わせてしまった。ただ一番強い早大相手に手応えを掴んだ部分はあるので、来年は先輩たちとともに優勝を狙っていきたい。
小田桐――大事なところで勝てなかった。東日本インカレで丸中⚫鈴木組に頼ってしまったので今回は自分達がどんどん攻めて、一年生らしく元気に全部取るつもりで臨んだ。今度は秋のリーグがあるがそこは絶対に勝ちたい。
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部