スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対慶大2回戦

2017年10月23日

10・22 ダイドードリンコアイスアリーナ

慶大をゼロに抑え、後半戦好調な滑り出し  

 

 今リーグ戦、二度目の完封勝利となった。「守りの意識を高く持てていた」(八戸監督)ことが慶大をゼロに抑える要因となった。守りを意識しながらも、中大の攻撃が緩むことはなかった。全てのピリオドで得点するなど、終始中大ペースで試合を進め3-0で勝利した。

 

〈第1ピリオド〉

 序盤、中大の反則が続き相手にチャンスを与える。しかし、ゴールキーパー金子将太朗(法3)の鉄壁は破られない。金子のナイスセーブに攻撃陣も応える。開始約12分、切江蓮(総2)がゴールの右上を狙うロングシュートを決めた。

 

▲1点目を決めた切江

 

〈第2ピリオド〉

 一気に差を付けたい中大だったが、「守りをしっかりやるチーム」(八戸監督)の慶大に手こずる。何度もシュートを放つもゴールネットを揺らすことが出来ない。そんな中、36分、齊藤大知(法2)からゴール前でパスを受けた乾純也(総4)が相手の隙を狙った2点目を決める。その後、追加点は奪えず、2点リードで試合を折り返す。

 

▲ナイスセーブを見せた金子

 

〈第3ピリオド〉

 慶大1回戦で、中大は第3ピリオドに3得点をマークされていた。警戒したいこのピリオド、先にゴールを決めたのは中大だった。桶屋樹生(経4)の放ったシュートがゴールキーパーにはじかれると、こぼれたパックに反応した阿部翼(総2)が冷静にゴールを決めた。その後も中大は果敢に攻め込む。しかし、慶大も負けじと食らいつく。途中危ない展開を迎えるも、「みんなが体を張って守ってくれた」(金子)と徹底した守備で慶大に得点を許さない。4点目を奪うことはできなかったが、最後まで守り切った中大が3-0で勝利を収めた。

 

▲3点目を決め喜ぶ阿部

 

 この試合、慶大の総シュート数を19に抑えた中大。「内容的には満足している」と八戸監督は振り返った。慶大の総シュート数に対して中大の総シュート数は46と差を見せつけた中大。しかし、奪ったゴールは3つ。「決定力不足」と小泉智也主将(法4)は課題をあげた。来週の相手は首位の明大に初の黒星を与えた日大。「自分たちのやることは変わらない」(小泉主将)とあくまで冷静に勝利を見つめる。勝負の後半戦、一戦たりとも気は抜けない。

 

◆試合結果

◯中大3(1-0、1-0、1-0)0慶大●

 

◆中大の得点

12:02 G切江 A乾、坂本颯(法4)

36:00 G乾 A齊藤、蓑島圭悟(法3)

44:33 G阿部 A桶屋、小泉主将

 

 次の試合は関東大学アイスホッケーリーグ戦対日大2回戦(10月29日 12:30~ ダイドードリンコアイスアリーナ)です!

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部