スケート部

スケート部・関東大学アイスホッケーリーグ戦対明大戦1回戦

2017年10月23日

10月15日 ダイドードリンコアイスアリーナ

明大の壁は高かった 1回戦を黒星で終える

 

▲倒れ込むゴールキーパー金子将太朗(法3)

 

 秋季リーグ戦の折り返し地点の明大1回戦。春のトーナメント戦決勝での悔しさを晴らそうと臨んだが、2-5で敗れた。1回戦を落とし、リーグ戦優勝へ向けて一歩後退だ。

 

〈第1ピリオド〉

 開始5分足らずで、最初の得点を決められてしまう。だが中大も負けじと1点を返す。「意識して狙ったものではなかったけど、練習で何度かやっていた形。入ればいいなと思って」(齊藤大知・法2)打ったシュートがネットに吸い込まれた。このまま同点で第1ピリオドを終えるかと思われた残り12秒、追加点を挙げられてしまう。「ガクッときた。自分的には(精神的に)ちょっとやられた」(坂本颯・法4)。

 

〈第2ピリオド〉

 まずは追いつきたい中大だが、開始約1分でキーパーの肩をパックが通り抜けた。明大相手に2点ビハインドと苦しい状況に追い込まれた。直後に訪れたキルプレーではなんとか守りきれたものの、逆に狙いどころであるパワープレーの機会はなかった。

 

▲得点が決まり、喜ぶ選手たち

 

〈第3ピリオド〉

 とにかく1点がほしいところで、現在得点ランキング2位の坂本が魅せた。約30分ぶりのゴールと、勝利へ希望をつなげたゴールにスタンドも沸く。

 だがこらえきれなかった。終了約2分前に4点目を決められ、すかさずタイムアウトを要求。なんとか2点を追いかけるため、ゴールキーパーを下げ、6人で攻撃することを選んだ。何とか明大ゴールに迫ったものの、スティールされカウンターでダメ押しの1点。万事休す。1月のインカレ、春のトーナメント、公式戦ではないものの夏のサマーカップに続き、4戦連敗が決まった。

 

 「ここ(明大1回戦)で勝って首位でターンしたかったという思いはある。が、こうなってしまった以上、もう負けられないというのは選手も痛いほど分かっている。これをプラスにできるよう考えてほしい」(八戸監督)。まだリーグ戦は一巡残っている。明大2回戦だけに気をとらわれず、一戦一戦を大事に戦っていってほしい。

 

◆試合結果

中大2(1-2、0-1、1-2)5明大○

 

◆中大の得点

13:08 G齊藤 A坂本、切江蓮(総2)

42:27 G坂本 A蓑島圭悟(法3)、齊藤

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部