女子陸上競技部

女子陸上競技部 関東学生陸上競技対校選手権大会3日目

2015年05月18日

5月16日 日産スタジアム

3000mSCで丹羽が準優勝!


▲3000mSCを走る丹羽

 大会3日目の今日は、午前中に雨はやみ曇り空の中行われた。3000mSCで丹羽七海(文2)が2位となり表彰台に上った。また、2日間かけて行われる七種競技が今日から始まった。七種競技の日本ジュニア記録保持者であるヘンプヒル恵(文1)が、4種目で3139点と1位で1日目を終えた。

 七種競技に出場したのは恵、豊田梓(文3)、藤沼朱音(法2)の3名だ。まず、雨が降る中で100mHが行われた。昨日100mHで優勝した恵は、他を寄せ付けない圧巻の走りで1位となった。続いて走高跳が開始。恵は1m60を超えることができず、記録は1m55となる。豊田、藤沼の記録は1m50で競技を終了した。続いて砲丸投では、恵は全体2位の11m05を記録し、これにより総合得点トップとなった。4種目目は200mで、3人とも25秒台で走り終えた。これら4種目を終え、恵は3139点で1位、藤沼は2760点で7位、豊田は2739点で8位という結果になった。

 800m予選では太田優紀(文2)、山本瑞(法4)、萩原愛理(文1)の3名が出場し、山本と萩原は翌日の決勝進出を決めた。400mH予選では宮崎沙希(文3)、川村涼伽(文3)、羽鳥玲奈(法4)が登場し、川村と羽鳥は翌日の準決勝へ進出した。200m予選は、昨日400mで優勝した新宅麻美(商4)、福嶋美幸(文1)が走り、新宅は翌日行われる準決勝へ進出することが決定した。


▲4×400リレーでトップに立つアンカー新宅

 4×400mのリレーの予選3組に中大が登場した。中大は第一走者に福嶋、第二走者に羽鳥、第三走者に川村、アンカーに新宅のオーダーで挑んだ。二走の羽鳥の時点で3位につけた中大は、続く川村で順位を一つあげ、アンカーのエース新宅にバトンを託した。1位との差をつめる新宅は、最後のカーブ手前で相手を抜き、見事1位で予選通過を果たした。

 3000mSCは、丹羽、関根千智(文3)、大塚菜穂(文4)の3名が出場する。最初にトップに出たのは関根で、上位集団を引っ張った走りをした。丹羽と大塚も上位を狙える位置で粘りながら走っていた。中盤からは、関根に代わり丹羽が上位争いに加わる。丹羽は2位をキープし、10分27秒75でそのままフィニッシュした。丹羽は「千智さんが先頭を走っていたので、刺激を受けながら自分は落ち着いていつものペースで走った。去年が5位で、より調子が上がっていたので結果が出て良かった」と冷静にレースを振り返った。

 投てき種目のハンマー投げは、日産スタジアムに隣接する別会場で競技を行った。中大からは晴山江梨花(文2)が出場した。37m55で20位で競技を終えた。

 跳躍種目の三段跳には、藤沼、風巻七海(文2)、朝妻優萌(商2)が出場した。同じ時間に七種競技の砲丸投があり、藤沼はダブルヘッターとなったが、落ち着いて試技を行った。3回の試技を終えて、3人ともトップ8に残ることは出来ずに競技を終えた。

 明日は大会最終日で、準決勝や決勝が多く行われる。「チーム総合優勝のため」(丹羽)何人の選手が入賞、表彰台に上がれるかに注目が集まる。

◆試合結果 七種競技 ・1日目終了時 ①恵  3139点 ⑦藤沼 2760点 ⑧豊田 2739点

・100mH 1組④豊田 15秒58 767点 2組②藤沼 15秒17 819点 3組①恵  13秒95 985点

・走高跳 1組恵  1m55 678点   藤沼 1m50 621点 2組豊田 1m50 621点

・砲丸投 ②恵  11m05 598点 ⑦豊田 9m96 527点 11藤沼 9m64 506点

・200m 2組①恵  25秒10 878点   ②豊田 25秒69 824点 3組③藤沼 25秒81 814点

800m予選 1組⑤太田 2分15秒87 2組③山本 2分11秒62 3組③萩原 2分11秒76

ハンマー投決勝 20晴山 37m55

400mH予選 1組④宮崎 1分2秒26 2組③川村 1分0秒81 4組①羽鳥 1分0秒75

三段跳決勝 12藤沼 11m95 13風巻 11m91 24朝妻 11m27

200m予選 1組②新宅 24秒82 2組⑥福嶋 25秒64

3000mSC決勝 ②丹羽 10分27秒75 ⑤関根 10分40秒99 ⑨大塚 11分3秒65

4×400リレー予選 3組①中大(福嶋→羽鳥→川村→新宅) 3分44秒69