準硬式野球部
準硬式野球部・東都大学準硬式野球春季リーグ戦対専大1回戦
2015年04月20日
4月19日 八王子市民球場
シーソーゲーム制し開幕三連勝!
雨が散らつく中行われた専大との第一戦。シーソーゲームを9-6で制した中大は、開幕三連勝を挙げた。
先制したのは中大。2回の表、岡田弦也(文3)が右線二塁打を放ち出塁すると、続く小林良太郎(文3)が犠打で走者を進め1死三塁とする。ここで大学初スタメン出場の北野嵩博(経1)が打席に立つ。打撃を得意とする北野が放った初球は適時打となり、北野は大学初打点を獲得した。「自分らしさは、初球からいい意味で何も考えずに甘い球はどんどん振っていくところ」と振り返り、笑顔を見せた。
▲今日2安打を放った北野
その後4回にも原田大輝(商3)が中堅手の頭上を越える二塁打を放つと、岡田が犠打で進め、1死三塁のチャンス。小林が、初球でスクイズを成功させ中大はさらに1点を追加した。 5回には中安打を放った小池優太郎(商4)が暴投のすきに生還。その後も代打比志和博(文4)の右越二塁打、原田の左犠飛により、この回計3点を奪い専大を突き放す。
5点リードで迎えた5回裏。先発の保坂祐樹主将(商4)はこの回まで無失点に抑える投球を見せつけていたが、三ゴロを処理した原田の返球が暴投となり、先頭打者に出塁を許す。ここから流れは専大に代わり、5回に3点、6回に本塁打を浴び2点を奪われ、同点に追いつかれてしまう。保坂主将は試合後「正直今までで一番悪い投球だった。毎試合失策からの失点が多い。まだまだ甘い」と苦しい表情を見せた。
点を取り返そうと挑んだ7回表、相手投手の四球が続き、押し出しにより1点を返す。ここで投手は木下愛(商2)に代わる。「準備は出来ていた」と振り返る木下は7回を3人で抑え、安定した立ち上がりを見せた。 しかし8回裏、二死から四球で走者を出すと、飛び出た走者を捕手の國廣拓人(商3)が牽制でアウトを狙う。戻り切れなかった走者を一、 二塁間で挟むがここでの挟殺プレーでミスが生じ、走者を二塁に進めてしまう。続く打者に木下は右中間三塁打を浴び、またもや同点に追いつかれる。
▲7回からリリーフした木下
しかしここでは終わらない。最終回の攻撃で武内一馬(商4)が三塁への安打で内野安打で出塁。芝田泰樹(商3)が犠打で進めると原田が中前安打により1死一、三塁。続く岡田の一ゴロで三塁から飛び出した武内が挟まれてしまうが、三塁手の暴投により武内、原田が生還。そのすきに三塁に進んだ岡田を、福島慎平(総4)が左犠飛で返し、中大は計3点を勝ち越した。
木下はその後3人で抑え、中大は専大との初戦に勝利した。試合後保坂主将は「無駄なミスを無くし、1試合を通して集中力を持続させていく」ことを課題として挙げ、「今日の悔しさを明日にぶつけたい」と意気込んだ。明日行われる2回戦に勝利し、勝ち点を奪いたい。
◆試合結果
123 456 789
中大 010 130 103=9
専大 000 032 010=6
次戦の対専大2回戦は4月20日、上柚木公園野球場9時30分試合開始予定です!
記事・写真 「中大スポーツ」新聞部