準硬式野球部
準硬式野球部 東都大学準硬式野球秋季リーグ戦対国学大3回戦
2014年11月01日
10月28日 上柚木公園野球場
集大成見せ、コールド勝ち

4年生の引退試合となる、国学大との秋季リーグ戦最終試合が行われた。スターティングメンバーは4年生を中心として組まれ、4年生が最後の集大成を見せる場となった。打線が爆発した中大は、4回に8点を奪うと、7回には勝山大輝(経4)の満塁本塁打などにより5点を追加。13点を奪い、7回コールドで勝利した。

適時三塁打を放った松嶋
試合が動いたのは4回。先頭の勝山が右安打で出塁すると、続く萩原大貴(法4)が右安打を放ち無死一、二塁。このチャンスで福澤は中安打を放ち、中大は先制点を得る。武内一馬(商3)が相手のミスで出塁しさらに1点を追加すると、緑川皐太郎(経2)が二塁打を放ち、2点を追加。その後も児玉健一郎(商4)の適時犠打、松嶋真樹(経4)の右中間三塁打、更には延田寛基(商4)の適時犠飛により、4点を追加する。打者は一巡してもなお、中大の勢いは止まらない。勝山の相手の失策による出塁を筆頭にさらに1点を追加。中大はこの回8点を奪った。

満塁本塁打を放った勝山
4回まで国学大を0点に抑えた先発の小河原謙哉(文4)。しかし5回、連打を浴び3点を奪われてしまう。しかし7回、またもや中大打線が爆発する。先頭の緑川が四球で出塁すると盗塁を成功させ無死二塁のチャンスを作る。続く児玉が右安打を放ち、無死一、三塁とすると松嶋が中安打を放ち1点を追加。さらに延田が中安打を放ち無死満塁となると、打席は今まで出場機会の少なかった勝山にまわる。勝山が放った打球は特大満塁本塁打となり、球場全体が歓喜で満ち溢れた。池田監督は「ずっとコツコツ努力してきたからこそ、この本塁打がここで打てたのだと思う。最後の最後に打てて良かった」と勝山を称えた。
10点をリードし迎えた7回の裏、最後は木下愛(商1)が無失点で抑え、中大は勝利。皆が笑顔で試合を終えた。池田監督は「毎年4年生が頑張っている。そのため普段試合に出していなくても活躍することが出来た」と、4年生の活躍をうれしそうに語った。試合後のミーティングでは、4年生に対し「鬼監督によくついてきたな」と語り、笑いを誘った。
10季連続優勝は逃してしまったが、全員の努力の成果が現れ、最終戦は勝利で終えた。4年生は有終の美を飾ることが出来ただろう。来年、新チームに変わり、再び優勝を奪い返す準硬ナインに注目だ。
10季連続優勝は逃してしまったが、全員の努力の成果が現れ、最終戦は勝利で終えた。4年生は有終の美を飾ることが出来ただろう。来年、新チームに変わり、再び優勝を奪い返す準硬ナインに注目だ。
◆試合結果
123 456 7 計
中 大 000 800 5 13
国学大 000 030 0 3
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部
123 456 7 計
中 大 000 800 5 13
国学大 000 030 0 3
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部