準硬式野球部

準硬式野球部 全日本大学準硬式野球選手権大会準決勝 対立命大

2014年08月16日

8月16日 倉敷マスカット補助球場 
対立命大
関西の強豪破り決勝へ
 全日本準決勝。昨年はこの舞台で敗北に終わり、ベスト4という結果だった。対するは関西六大学リーグ全勝優勝の強豪・立命大。試合が一時中断するほどの大雨降りしきる中、今日の先発も小河原謙哉(文4)であったが3連投にも関わらず、疲れをみせない圧巻のピッチングで9回を2失点に抑え、中大を決勝に導いた。
 
 4回表に走者を一、二塁と得点圏に走者を置き、福澤開(商4)がストレートを叩き三遊間を抜ける左安打を放つ。先制するも、5回裏に追いつかれてしまう。その後、6回表に小貫慧太(商3)、児玉健一郎(商4)と安打を畳み掛けて二、三塁の好機に投手である小河原が右安で1人走者を生還させて1点リードする。7回には小河原が相手打者を三者連続三振に打ち取り、8回には相手打者が右安打で無死一塁とチャンスをつくるも、併殺に抑えるなど守備面での攻めが目立った。その守備面での攻めが功を奏し、9回に転機が訪れる。
 9回先頭打者の小貫が四球、続く児玉も四球、そして犠打が絡み二、三塁で打者は武内一馬(商3)。「狙い球はまっすぐと決めていた」とインコースのストレートを叩き、一塁手を強襲し一失を誘い2点勝ち越した。結果としてこれが決勝点となり、9回裏二死一塁カウント追い込んだ瞬間、大雨が降ってきて投げるのにも一苦労する中、「雨の中なるようにしかならない、思いっ切り投げた」と小河原は最後の打者を三振に打ち取りゲームセット。チームを決勝へと導いた。
 決勝の相手は因縁の日大であるが「相手云々よりも自分たちの野球をすることを心がけたい。優勝するしかない、そのために365日練習してきた」(萩原大貴主将・法4)。心強いコメントを残した主将、全日本優勝に期待したい。
◆試合結果
      123 456  789  計
中  大 000 101 002=4
立命大 000  011  000=2

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部