サッカー部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 後期第3節 対神奈川大戦

2017年10月06日

10月1日 早稲田大学東伏見グラウンド

 

開幕3連勝! 池谷ハットトリック達成

 

◆スタメン

GK 1間嶋佑弥(文2)

DF 2安在達弥(商3)、3渡辺剛(経3)、5須藤岳晟(経4)、27今掛航貴(経1)

MF 23縄靖也(商2)、 28中村亮太朗(経2)、19加藤陸次樹(商2)

FW 12池谷友喜(商4)、 9大橋祐紀(商3)、 10寺村介(商4)

 

◆試合結果

○中大5ー2神奈川大● 得点者:寺村(6分)、池谷(16分、20分、32分)、大橋(82分)

 

 後期2連勝と好調の中大。3戦目の神奈川大戦では緒戦から勢いに乗り、前半を3-0のリードで終える。流れの良い状態で迎えた後半は池谷が今節3得点目を決め、さらに点差を開く。中盤で相手に2得点を許すもなんとか逃げ切り、エース大橋のダメ押しの1点により5-2で勝利を収めた。

 

▲歓喜する選手たち

 

 前半は開始4分、早くも中大が観客席を沸かせた。加藤からパスを受けた大橋はドリブルで切り込んでシュートを打つが、これは惜しくも相手キーパーに弾かれる。しかしそのわずか2分後、中村の放ったコーナーキックがゴール前でもつれると、そのこぼれ球を寺村がシュート。先制点を獲得する。

 

▲先制点を決めた寺村

 

 16分には前節けがを負った太田翔(文2)に代わり出場した池谷の1点が決まると、20分には安在からのクロスをカットした相手選手のボールに合わせ、ヘディングシュートで2点目を決めた。「自分は良いところにいて、当てるだけだった。仲間に感謝したい」(池谷)。その後も果敢に攻め込みゴールを狙うもどれも枠外シュートに。相手に長くボールを持たれる時間帯もあったが、間嶋がきっちりセーブして前半を失点0に抑えた。

 

▲ヘディングシュートを放つ池谷

 

 後半は3分、寺村からのクロスをまたも池谷が頭で合わせるが、これはクロスバーの上を通過。池谷のハットトリックに期待がかかる。12分、大橋の放ったシュートがキーパーに弾かれるとそのこぼれ球を池谷が押し込む。ハットトリック達成だ。「2点取ったからには(ハットトリックを)狙おうかなと思っていた」(池谷)。

▲ハットトリックを決めた池谷

 

 しかしここから相手の反撃が始まる。中大の4点目獲得からわずか1分、相手選手の豪快なミドルシュートが炸裂し、得点は4-1に。18分には相手のクロスに合わせたヘディングシュートが決まり、神奈川大のペースに持ち込まれてしまう。コーチ陣からは何度も「強くなれ」と檄が飛ばされる。  その後も何度か攻め込まれるも、粘りのディフェンスで撃退。徐々に中大ペースを取り戻すと、試合終了間際に大橋の無人のゴールに流し込んだ。 「リズムの悪いところから自分らのリズムに持っていって追加点を取れたのはよかった」(手塚監督)。今試合を5-2で勝利し、見事に3連勝をあげた。

 今節はなんといっても池谷の3得点が大きい。「プレイマッチ等で点を取っていた。今日もいいところで決めてくれて素晴らしかった」と手塚監督からの評価も高い。今年4年生の池谷は「自分たちの代で昇格できるようにしたい。1試合1試合勝っていけば絶対に見えてくる」と1部復帰への思いを語った。「気持ちで負けないように結果にこだわって4連勝したい」(手塚監督)。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部