サッカー部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦第2部 後期第1節 対学芸大

2017年09月19日

9月16日 中央大学多摩キャンパスサッカー場

後期は白星発進! 失点0で好スタート

 

◆スタメン

GK 21飯吉将通(商1)

DF 2安在達弥(商3)、3渡辺剛(経3)、5須藤岳晟(経4)、27今掛航貴(経1)

MF 8早坂翔(経4)、28中村亮太朗(経2)、19加藤陸次樹(商2)

FW 14太田翔(文2)9大橋祐紀(商3)、10寺村介(商4)

 

◆試合結果 

〇中大2-0学芸大●

得点者:加藤(18分、67分)

 

 春に引き続き1部昇格を目指して迎えた後期リーグ戦。春では0-1で敗れた東京学芸大学が相手だったが、失点を0に抑えて初戦を勝利で飾った。

 

 立ち上がりは何度かひやりとする場面が続いたが、須藤主将をはじめとしたディフェンス陣が徐々に中大に流れを持っていく。開始18分、安在からの縦パスを大橋がワンタッチで早坂に送るとゴール前に走りこんだ加藤にクロス。加藤はそのまま押し込む形でゴールを決め、中大は先制点を獲得した。「早坂くんが起点を作ってくれた。気持ちで押し込む形になった」(加藤)。

 その後は何度かチャンスを作りシュートまで持っていくが、どれも枠外に。それでも攻めの手を緩めず完全に試合の主導権を握った中大。良い流れのまま前半が終了した。

 

▲今節2得点を挙げた加藤

 

 後半は攻守ともに抜群のプレーを見せた。攻撃側では51分、1得点目と同様に早坂からのクロスを加藤が合わせる。これは相手のディフェンス陣によって阻止されるが、中大のオフェンスを勢いづける結果に。一方の守りでは中村がスーパープレーを見せる。55分、先ほどのこぼれ球を拾った相手選手がドリブルで抜け出しカウンターを仕掛けると、中村は絶妙なスライディングによってボールを弾く。笛を鳴らされることなく見事にカウンターを阻止し、客席を沸かせた。

 

 67分、中村がコーナーキックを上げると加藤がヘディングで合わせ、ゴールへねじ込み中大2得点目。続けて追加点を狙うもディフェンスに阻まれチャンスをモノにすることはできなかった。「あと何点か取れるチャンスはあった」(手塚監督)。何度も惜しい場面が続いたが、あと一歩というところで試合終了のホイッスルが鳴らされた。

 

▲コーナーで狙いを定める中村

 

 後期開幕戦を見事に白星で発進した中大。「前期は19失点。個の守備からチームの守備へと繋げていった」(監督)と守備に重きを置いて練習に取り組んできたと言う。また、監督は「(失点を)0で抑えたのは良かった。選手たちが自分たちで判断して対応できている場面もあった」と選手の成長を喜ぶ。次の相手は「巧い」プレーヤーが多く所属する拓大。「同じ相手に2敗はしない」と意気込むのは2得点を挙げた加藤。今節の勢いを持ち込んで1部復帰へと突き進みたい。

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部