サッカー部　関東大学サッカーリーグ戦前期第６節対流経大

５月３日　川口市青木町公園総合運動場

勝ち点落とすも矢島は７得点目！

前節、明大に勝利を収め、勢いに乗っている中大。連休中のため多くの観客が集まる中、現在無敗の流経大との試合が行われた。試合は終始相手ペースで展開され、１－２で敗れた。

試合開始直後から流経大の積極的な攻撃が繰り返される中、15分、２縣翔平（商４）がセンターライン付近からゴール前にダイレクトパス。19矢島輝一（商２）がゴールを狙うが惜しくもゴール左に外れてしまう。 　先制したのは流経大。35分、左CKから右サイドに放たれたボールを中に入れられ、そこからヘディングシュート。中大は前節を除いた５節全てにおいて先制点を与ることとなった。 その後もペースを相手から奪えぬまま前半が終了した。

「０－１の最少失点。ボールをもう少し繋ぎたい」（手塚監督）と22石井光（経２）に代わり23寺村介（商２）が出場し挑んだ後半戦。開始直後に左サイドからのクロスの跳ね返りを押し込まれ更に１点を奪われてしまう。その後も相手は積極的にゴールを狙ってくるが、21置田竣也（商３）が必死にセーブし追加点を与えない。

▼置田

86分、38山中登士郎（文１）のクロスから得点を狙った矢島が倒されPKに。矢島は自らPKを決め、中大は１点を返した。ここで勢いに乗った中大は最後まで積極的にボールを繋ぐが試合は終了。惜しくも敗戦となった。

▼PKを決めた矢島

試合後、１年生ながら試合に初戦から出場し続けている山中は「セットプレーと立ち上がりの失点はもったいなかった。流経大はひとつひとつのプレーの球際の強さや寄せの速さは、他のチームにないものがある」と振り返った。

また、矢島の得点数はこれで７点目となり、得点ランキングはリーグ断トツの１位。さらに「前期で７点を取る」という目標を６節目にして達成した。

「自分たちのやりたいサッカーをやれなかった、放ったシュートは前後半でわずか２本。これでは勝てない」（手塚監督）。２日後の次節では、調子の良い矢島を中心に積極的な攻撃をし、勢いを取り戻すことができるか。

◆試合結果

●中大１－２流経大○

スタメン

GK置田 DF16鴨池陽希（商２）、２縣、38山中登士郎（文１）、22石井→23寺村、８山田和輝（法４）、６飯干雄斗（経３） FW11翁長聖（経３）→９内田祐介（経３）、19矢島、17池谷友喜（商２）→33櫻井昇（法１）

記事・写真「中大スポーツ新聞部」