アメリカンフットボール部
アメリカンフットボール部 春季オープン戦 対東大
2014年05月26日
アミノバイタルフィールド
終始相手を圧倒し、オープン戦2勝目

相手の前進を阻止するDB#29小春浩樹(経2)
春季オープン戦第3戦は、東大との対戦。中大は、メンバーチェンジで選手を多く出場させて経験を積ませつつも、きちんとタッチダウン等で点数を重ねて、終始相手を圧倒した。
第1クオーター、中大のキックオフで始まる。東大はランプレーで攻めてくるも、LB#47松永省吾(経4)らのディフェンス陣のタックルで進撃を許さない。パントに追い込み、攻守交代後、ランプレーでボールを運ぶと、松井諒から放たれたパスをTE#81木島正太郎(経3)がキャッチしてそのままタッチダウンを決めた。試合開始から間も無くの先制点。さらにトライフォーポイントでは、フィールドゴールではなくタッチダウン狙いを選択し、見事に決めた。計8点の先制となった。引き続き中大は、相手の攻撃をパントに追い込み、攻撃権を獲得。DL#45甲斐雄高(法3)がパスキャッチでファーストダウンを奪うも、続く攻撃でQB#12松井諒(商2)からのロングパスをエンドゾーン付近で惜しくも相手にインターセプトされてしまう。そして、東大はランプレーに加え、パスも通すようになり2度のファーストダウンを奪い、前進した。それでも、反則で攻撃権が中大に移ると、ランプレーで前進して、フォースダウンでフィールドゴールでを決めて3点を追加した。そして、再び相手にパントさせて攻撃権を奪い、RB#19萩原誠人(法4)が走ってファーストダウンを決めたところで第1クオーターが終了した。

100ヤードのロングランタッチダウンを決めた萩原
第3クオーターは、完全に中大のペースで進む。攻撃ではディフェンス陣のタックルにより、すぐにパントに追い込み、前進を許さない。追加点を狙う中大は、甲斐が再びタッチダウンを決めて、トライフォーポイントのフィールドゴールも成功。7点を追加しつつ、ディフェンス陣は第1クオーターと同様に相手に得点させなかった。しかし、第4クオーターでは、相手の反撃を許す。東大がタッチダウンとトライフォーポイントのフィールドを決めて7点を追加する。猛追を阻止したい中大は、相手の攻撃を抑えつつも、WR#80野崎貴宏(法2)や甲斐がタッチダウンを決めて点差を引き離した。そして、それぞれトライフォーのフィールドゴールもきちんと決めて、46-14と相手の猛追を許さなかった。

――仁木監督「(今日の試合)法大に勝って2週後の試合。どのくらいできるか真価を見せる試合だった。若手が多く出たから流れは点差ほどでなかった。勝ちこぼすことがなかったのは収穫。(課題)若手の発奮。最後のTDは余計だった。(反則)ゲームに慣れてないから起こるもの。なくしていきたい。(甲斐)攻撃でも出てもらう。出来は期待通り。(次戦)社会人の中で中間くらいの相手。どれだけできるか試せればいい。」
――DL#9内海来(商4)「(今日の試合)不完全燃焼の一言。全員出れる試合で上級生が盛り上げ下級生もそれについて行かなければいけない。でも今日は上級生は自分の仕事、下級生は試合に出るので必死だった。チームより個人でまとまりがなかったのが反省。(守備面)新入生も出していたし点を取られるのは覚悟してた。それでも2つも許したのは悔しい。DEもLBも去年のメンバーが残ってる。新入生の佐藤は大学でもトップクラスだと思うので自分、そして甲斐の三人で支えたい。(次の試合)社会人は日本一目指すうえで倒さないといけない。声を掛け合い連携を強くしたうえで、圧倒したい。」