中央大学について
「中央大学自己点検・評価報告書 2019」の取り纏めにあたって
中央大学では、全学的な自己点検・評価システムに基づく自己点検・評価活動を毎年度実施しており、本学の現状に真摯に向き合う機会を設けるとともに、その結果明らかとなった長所・問題点等の着実な伸長・改善に努めております。 今般、2019年度に実施した自己点検・評価の結果を「中央大学自己点検・評価報告書 2019」として取り纏めましたので、公表いたします。
本学における自己点検・評価活動においては、本学の定める点検・評価項目に基づく点検・評価を起点として、長所・問題点等の抽出とそれらに対する具体的な対応方策の策定、実行を通じて本学の諸活動全般の質的向上に取り組んでいます。 その際、全学的な観点から点検・評価を行うことが望まれる事項については大学が行う諸活動の分野ごとに設置する「分野系評価委員会」が、また、学部・研究科等の各組織単位で点検・評価を行うことが望まれる事項については学内の組織ごとに設置する組織別評価委員会がそれぞれ点検・評価を行い、その過程において双方の委員会が連携しながら、単一の主体のみによる点検・評価結果の取り纏めとならないよう工夫を行っております。
本報告書を取り纏めるにあたっては、本学のPDCAサイクルの強化を意識した上で、2019年度に取り組んだ長所・問題点等に対する伸長・改善活動の可視化に重きを置いています。報告書は三部構成とし、第一部においては2019年5月1日時点における本学の学部・研究科の基礎情報を、第二部においては学部・研究科の現状及び改革・各種施策の方向性について記載しています。第三部は、第1~12章からなり、各章の冒頭に該当する分野系評価委員会が行った全学的観点による点検・評価結果を記載し、以降、学内各組織が行った点検・評価結果および改善活動の内容を記載しています。
2019年度の自己点検・評価活動においても、本学の諸活動に係る数々の長所・問題点等が明らかとなりました。長所については更なる伸長を図るとともに、問題点については本学の事業計画等に連動させることで、着実かつ迅速な改善・改革に取組み、本学の理念・目的の実現と、本学における諸活動全般の質的向上に努めて参ります。
2020年6月
中央大学大学評価委員会