FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動

英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)を実施しました

2020年03月18日

2020年2月21日、25日、27日、3月2日、3日、10日の合計6日、多摩キャンパスと後楽園キャンパスにおいて、「英語による授業実施スキル向上のためのFD研修会(春季講座)」を実施しました。春季講座には、多くの学部、研究科から延べ44名の教員が受講しました。

 

本学ではこの研修会をFD活動の一環として2012年度から実施しており、授業運営のみならず、スピーキングやアカデミック・ライティングなど幅広い英語スキルを修得できるような研修会を毎年度継続して開催しています。

本学における教育の質をさらに高めることを企図して、参加対象者を専任教員だけでなく兼任教員にも広げています。

 

これから英語での講義を始めようとする教員を対象としたベーシックな講座から、既に英語で授業を行っている教員を対象として具体的にコーチングを受ける講座など、夏季講座からレベルアップした様々なテーマで開講しました。

講師からの講義だけでなく、ディスカッション、模擬講義などを行い、参加者同士の意見交換も積極的になされ、日常の教育力向上に通じる貴重な機会となりました。

 

Aコース:「The Innovative Classroom」(株式会社アルク提供)

Bコース:「学生主体の授業を効果的に行うためのプランニング方法と実践」(株式会社アゴス・ジャパン提供)

Cコース:「The Confident Classroom」(株式会社アルク提供)

Dコース:「大学教員のための英文アカデミック・ライティング演習」(株式会社アルク提供)

Eコース:「スピーキングスキル中上級(Advanced)」(株式会社アゴス・ジャパン提供)

Fコース:「Preparation, Practice, Coaching(PPC)」(株式会社アゴス・ジャパン提供)

<受講者の感想>
・学生が主体的に学ぶための授業を作る際の具体的なプロセスや方法を学べました。実践するときには試行錯誤になると思いますが、いろいろ試してみようと思います。
・一つ一つの事例から共通の問題点に一般化していただけたことがよかったです。
・他の参加者の文章からも良い使い方を学ぶことができました。
・少人数で、講師との距離感が近く、親しみやすくて良かったです。
・実際に自分で書いたものを添削していただくことは大変勉強になりました。
・イントネーションなどを直していただき、普段はそのような機会がないため、大変ありがたかったです。
・プレゼン時のジェスチャー等への客観的なコメントをいただけて、良い機会になりました。
・いつも知りたかった情報で、例えば、ていねいに言う、強調して言う、などの言い方を詳しく知ることができました。
・楽しくも充実した情報量で、講義にひきこまれました。