第9回FD・SD講演会を実施しました。

2019年11月30日（土）13時20分～15時に、多摩キャンパス3115号室（後楽園キャンパス3300号室・遠隔）で第9回FD・SD講演会を開催しました。2020年度より、新しい学習指導要領が実施されることを受けて、｢学びが変わる 学校が変わる 未来が変わる！～新・学習指導要領がめざす学びの姿～｣を テーマに、一般社団法人ファーストスタープロジェクツ理事、情報通信総合研究所ICT創造研究部特別研究員の平井聡一郎氏にご講演いただきました。

スマートフォンを活用したインタラクティブな講演では、｢主体的・対話的で深い学び｣とは、どのような学習なのか、小・中学校でのプログラミング教育の実態や最新のアクティブ・ラーニング型の授業の様子、海外の教育現場での｢個｣を大事にする事例の紹介など、時間を忘れて参加者が映像に引き込まれる姿が印象的でした。また、今回の講演会では、大学教職員に加え、教職科目を履修している学生や附属の高校教員なども参加し、初等・中等教育が目指す学びをそれぞれが考え、それを踏まえた大学教育の重要性について改めて認識する良い機会となりました。

【参加者の感想】

・これから教育の改革が行われる中で自分は教員になろうとしているため、常に将来生徒に深い学びをさせるにはどうすればよいのかを考える気になりました。

・今後の教育が目指すところが見え、特に海外との比較に衝撃を受けました。

・｢教えること｣と｢探求させる｣ことのバランスの難しさを改めて感じました。

・アンプラグドプログラミングを自分の子供にやらせてみたいです。

・社会との結びつきのある学びの提供の重要さを実感しました。