中央大学について

国際フィールドでの地域ガバナンス能力育成

【取組概要】

本取組は、経済学部で進められているグローバル教育の体系化および総合化の枠内で実施される、入学から卒業までの一貫した特色あるプログラムであり、語学や文化など相互理解や交流を進めるための基礎的素養の修得を土台にして、相手地域でのフィールド調査を通じ、具体的な地域社会への理解を深め、地域問題の解決の方向性を見出すために必要な、ガバナンス能力の向上を目指す取組です。この取組の推進のために、外国語運用能力の向上、対象地域の歴史や文化の理解推進、さらにフィールド調査法や地域公共政策の立案・提言能力を段階的に修得できる仕組みを構築します。
本取組を通じて、グローバル化社会のもとで地域発展に貢献する人材教育を実現します。

【取組実績】

本取組を通じて、学生は海外と国内でのフィールドワークを経験しました。また、中国、韓国、米国、英国の大学と協働し、主に環境や金融に関する政策について、学生間で研究報告し合い、現地の専門家から研究内容に関する指導・助言をいただきました。
国内では、八王子市や日野市、岩手県紫波町でフィールドワークを実施し、地域環境や持続可能なエネルギー政策等に関して研究し、各自治体に対して成果報告を行いました。 本取組によるこれらの活動は、同様のプロジェクトに関する重要な事例として、経済学部のみならず全学的にもそのノウハウを継承・展開していきます。