7月12日(土)学部間共通科目「AI・データサイエンス総合」にて、ソフトバンク株式会社の山下勝司様と荒哉太様、松永隆太郎様、町田兼梧様、竹内悠生様を講師に迎え、「デジタルトランスフォーメーションの導入と開発に関する議論」と題して講義とグループワークを行いました。
当日は、多摩キャンパスと後楽園キャンパスをオンラインでつないだ合同対面授業を行いました。
まず講義では、荒様から、これまで2回のオンデマンド講義内容を踏まえて、デモ実演を行いました。デモ実演では、「駐輪場の混雑可視化」をテーマにChatGPTでコードを生成したのちGoogle Colabでコード実行するといった一連の流れを説明し、エラーメッセージが出た場合の対処方法も紹介しました。
つづいて、1グループ6人程度のグループワークに移りました。グループワークでは、AIを使ったビジネス企画を立案し、目的のAIを動かすコードを生成し実行するところまで行いました。学生たちは、冒頭のデモ実演を参考につつアイディアを出し合い、また先生方の助言を受けながらコード生成やコード実行を行いました。
最後に各グループから、検討した企画内容や利用したAI技術、プロンプトの内容、動作結果、うまくいった点や苦労した点など発表を行いました。これを受けて荒様から丁寧で寄り添ったご講評をいただいたのち、山下様から総評と激励をいただき、講義は終了となりました。

ソフトバンク株式会社 荒哉太様
講義の様子(多摩キャンパス)

講義の様子(後楽園キャンパス)
科目「AI・データサイエンス総合」について
「AI・データサイエンス全学プログラム」の科目「AI・データサイエンス総合」は、私達をとりまく経済社会のなかで AI・データサイエンスがどのように活用されているのか、実践例を複数名の実務家から学んでいます。
授業の形式はオンデマンド型講義と、対面型講義をミックスした形式で展開されています。3回シリーズの授業を1スレッドとして展開し、合計4スレッド、4組の実務家の方に講義いただきます。各スレッドは2回のオンデマンド型講義の受講と、1回の対面型講義での講師との議論を通じて、総合的な理解を目指していきます。