広報・広聴活動
中央大学商学部学生がきらぼしグループの創業支援に携わる現役実務家講師から起業・創業に必要なビジネス知識を学び、実際にビジネスプランを作成・提案
2025年01月31日
中央大学商学部は毎年、株式会社きらぼし銀行と提携した産学連携講座「ベンチャー・ビジネス・プロジェクト(きらぼし銀行寄付講座)(全14回)」を開講しています。本講座では、企業経営支援・創業支援に携わってきたきらぼしグループの現役職員が講師を務め、金融機関の見地から「起業・創業」に必要となるビジネスに関する基礎や、実際の「事業」として成り立たせるための基本的知識を学び、座学とワークショップを組み合わせた形式でアイディア出しや課題解決を行います。
2025年1月10日の最終講義では、これまで学んだ知識を基に、学生グループが実際にビジネスプランを事業計画書に落とし込み、ビジネスモデルやマーケティング戦略、資金計画の提案等、プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは、きらぼしグループから事業計画についてのアドバイスを行うなど、学生のアントレプレナーシップ醸成の促進を図りました。
各チームのビジネスプラン内容
チーム名:ArtSmart 事業名:コーディネートされた洋服をレンタルで提供するサービス 事業概要:洋服レンタルサービスのためのプラットフォーム事業 |
チーム名:Meal provide 事業名:ソロミール 事業概要:大学生の親、大学生に向けた食材サブスクリプション事業 |
チーム名:Verity Visions 事業名:AR宿泊コンテンツ提供事業 事業概要:AR(拡張現実)技術を活用した次世代型コンテンツを宿泊施設向けに提供。ARグラスを通じて施設内にデジタル演出を施し、没入感ある新鮮な宿泊体験を提供する事業 |
■履修学生のコメント
・B to Bを対象とした事業であったため、サービス内容や提案方法について、どのように説得力を高めるか考えるのに苦労した。チーム内で議論や、きらぼしグループの講師の方から実務に近いアドバイスから、事業内容を深めることができた。
・事業の新規性を追求するために、競合企業の調査やマーケティングの基礎的な分析手法を利用した。普段の講義で学んだ知識・理論を、この講座で実際の事業提案に応用することができ、とても勉強になった。
■ベンチャー・ビジネス・プロジェクト(きらぼし銀行寄付講座)について
2021年9月より開講している講座で、金融実務家の視点から起業・創業に必要な基本的なビジネスの考え方を学び、その後ビジネスプランの策定を通じて事業を成り立たせるための基本的知識を身に付けます。座学だけでなく、ワークショップ形式でアイディア出しや課題解決の検討などを行い、最終的にはチームでまとめ上げたビジネスプランをプレゼンテーションし、講師たちが評価を行います。
■2024年度担当講師の経歴
松橋 崇(マツハシ タカシ)
1996年4月八千代銀行(現きらぼし銀行)入行、現在グループ内出向により株式会社きらぼしコンサルティング勤務(中小企業診断士)。きらぼしグループとして25年超のキャリアの内、東京きらぼしフィナンシャルグループのグループ戦略担当部署にて約2年、銀行支店長約4年半、銀行系コンサルティング会社での活動約3年半を経験し、グループ経営戦略の策定、企業経営支援、創業者支援に携わってきました。現在はきらぼしコンサルティングにて企業の知的資産経営支援のほか各種課題解決支援を行っています。
■関連プレスリリース
中央大学が株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ及び株式会社きらぼし銀行と「包括連携に関する基本協定」を締結
(詳細)https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2021/03/53629/
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