広報・広聴活動
中央大学にビズリーチ・キャンパスが協力、低学年向けキャリア支援を拡充~対話型「キャリアガイダンス」、1・2年生限定「OBOG訪問会」を新設し、 学生が「なりたい自分」を描き、その実現に向けて主体的に行動できるようサポート~
2022年04月20日
中央大学キャリアセンター(所在地:東京都八王子市)と、Visionalグループの株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:多田洋祐)が運営するOB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」は、同校の大学1・2年生向けのキャリア支援拡充を目指して協力することをお知らせします。
中央大学は、「学生一人ひとりの夢の実現」をキャリアセンターのサポートポリシーに掲げ、4年間を通じたキャリア・就職支援を展開しています。これまで大学1・2年生向けのキャリア支援として各種プログラムを実施してきましたが、参加できる学生数が限られていました。今回、より多くの学生が参加しやすく、かつ体系的なキャリア支援体制を実現するため、1,300名規模の「キャリアガイダンス」(2022年4月28日)と、200名規模の「OBOG訪問会」(2022年6月4日)を実施します。中央大学では、本取り組みを通じて、学生自身がキャリアを描くことを前向きに捉え、その実現に向けて行動できるようサポートしてまいります。
中央大学では低学年向けのキャリア支援において、プログラムに参加できる学生数の増員や
OB/OGのネットワークを活用したキャリア支援を強化
中央大学キャリアセンターでは、低学年から一貫したキャリア支援を行うべく、大学1・2年生向けに、「キャリアを描く基礎力(1. 自分自身と向き合い高める力 2. 社会を見る力)」の育成に力を入れています。
大学1・2年生向けのキャリア支援として、主に「次世代リーダーズプログラム(企業提携インターンシップ)」「PBL講座(Project Based Learning:企業視点でビジネスを学ぶプログラム)」「自己表現術セミナー」を実施しています。これらのプログラムに参加した学生からは、「将来を意識することや、学生生活の過ごし方のヒントにつながる」と評価が高く、より多くの学生に裾野を広げたいと考えていました。また、既存のプログラムのなかでも、とりわけOB/OGと関わるプログラムが学生に気づきを促す効果が高いため、中央大学の強みである、「さまざまな業界で活躍するOB/OGのネットワーク」を活用したキャリア支援の強化を進めています。
ビズリーチの協力を得て、より体系的なキャリア支援体制を構築するため
対話型の「キャリアガイダンス」と「OBOG訪問会」を新設
既存のプログラムと連動させることで、学生のキャリア観醸成に向けた行動を促す
そこで中央大学は、OB/OG訪問ネットワークサービス「ビズリーチ・キャンパス」協力のもと、大学1・2年生向けに新たな2つのプログラムを開始します。
1つ目に、2022年4月に「キャリアガイダンス」を開催し、ビズリーチ・キャンパスの講師によるキャリアデザイン講義を実施します。従来の講義形式のみのキャリアガイダンスから対話をとりいれ、講義の最後に、大学生活で取り組みたいことを発表する場を設けます。今後の学生生活を主体的に過ごすための契機をつくることで、その後のプログラムや授業などでの行動変容につなげます。また、キャリアセンターのプログラム紹介では、1年生からキャリアセンターのプログラムに参加し、主体的に学生生活を送る4年生が登壇し、後輩へリアルな声を届けます。
2つ目に、2022年6月に「OBOG訪問会」を開催します。ビズリーチ・キャンパスに登録する、金融・IT・メーカー・総合商社・公務員をはじめさまざまな業界で活躍するOB/OGが協力し、卒業生という身近なロールモデルを通じて、将来の働き方や大学生活の過ごし方について考える場を提供します。「OBOG訪問会」でも、学生が大学生活で挑戦したいことを発表する場を設けます。
また、学生にOB/OG訪問プラットフォーム「ビズリーチ・キャンパス for 中大」を推奨することで、プログラムへの参加可否にかかわらず、学生が主体的なアクションにつなげられるようサポートします。
<開催概要>
プログラム名 | キャリアガイダンス「未来の可能性を広げる、学生生活デザイン」 | OBOG訪問会 |
主催 | 中央大学 | |
協力 | ビズリーチ・キャンパス | |
開催日 | 2022年4月28日 17:00~18:30 | 2022年6月4日 13:00~15:00 |
形式 | ハイブリッド(対面・オンライン) | オンライン |
参加者 | 大学1・2年生 1,300名 | 大学1・2年生 200名 卒業生15~20名(金融・IT・メーカー・総合商社・公務員などの業界) |
内容 | ・キャリアデザインに関する講演 ・中央大学キャリアセンターが開催するプログラムの案内 |
・グループ形式でのOB/OG訪問(30分×2回) ・今後の学生生活に向けたアクションを発表 |
※新型コロナウイルスの感染拡大の状況により、開催形式が変更になる可能性があります。
中央大学キャリアセンター キャリア支援課 副課長 北田 圭 コメント
中央大学では、変化が激しい時代でも社会で活躍できる人材を輩出するため、低学年のキャリア支援にも注力しています。低学年は、大学生活でさまざまな経験を通じて、自らの興味関心を深掘りする時期だと考えています。しかし、コロナ禍の行動制限により従来の体験ができておらず、学生が自律的に行動しづらい状況になっていることに危機感を覚えています。とくに、学生同士のコミュニケーション不足や学生が社会人と接する機会の減少が課題となっています。
今回ビズリーチ・キャンパスと協力することでプログラムに参加する学生の裾野を広げたり、学生同士や卒業生とのつながりを通じたキャリア支援を実施したりすることで、学生の自律的な行動を支援します。
「キャリアガイダンス」は対面とオンラインのハイブリッド開催を予定しており、新しい学びの拠点として教育のDXに対応したFOREST GATEWAY CHUO(2021年3月竣工)で実施します。
株式会社ビズリーチ 執行役員 新卒事業部 事業部長 小出 毅 コメント
中央大学との連携にあたり、ビズリーチ・キャンパスは、キャリアデザインの講義における自分の興味・関心や大学生活のなかでチャレンジしたいことを言語化する場づくり、OB/OG訪問のグループ形式での開催など、「大学1・2年生の皆様が気軽に参加しやすいプログラム設計」の支援を行いました。
ビズリーチ・キャンパスが大学1・2年生を対象に実施したアンケート調査では、9割以上が「所属大学に大学1・2年生向けのキャリア支援をさらに強化してほしい」と回答しており、大学における低学年向けのキャリア支援の重要性が増していることが伺えます。今後もビズリーチ・キャンパスでは、大学との連携を通じて、学生の皆様のキャリアの選択肢と可能性を広げる機会を提供してまいります。
※ビズリーチ・キャンパス「所属大学のキャリア支援に関するアンケート」(2022年1月25日~2月1日)