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中央大学の学生が制作したドキュメンタリーが第36回「地方の時代」映像祭2016で奨励賞を受賞!
2016年11月29日

第36回「地方の時代」映像祭2016(NHK、民放連など主催)で、中央大学FLP松野良一ゼミが制作したドキュメンタリー「元特攻志願兵の証言」が奨励賞を受賞しました。同コンテストには、今回、同ドキュメンタリー作品は、市民・学生・自治体部門での受賞となりました。
受賞作品「元特攻志願兵の証言」の内容
中央大学出身の特攻隊戦死者数は、判明しているだけで計122名に上ります。これは他の大学と比較しても多い数です。大学在学のまま特攻隊を志願した神原崙(たかし)さん(91)は、出撃直前に終戦を迎えて生還。母との再会を果たしました。「南方戦線で玉砕するよりも、男らしく特攻隊で戦死するほうがましだ」と考えていた神原さんでしたが、母親と再会した時に、子供に戻ったように号泣しました。
中央大学出身の一人の特攻志願兵の物語を通して、平和について考え描いた作品です。
なお、このドキュメンタリーの原点は、2007年からゼミの一環で、戦争の時代を生きた中央大学の先輩たちを、平和の時代を生きる現役の学部生たちが取材し、書き綴ったルポです。戦後70周年にあたり、動画版も5本程度制作し後世に残す計画を進めています。
今回の受賞作品は、その第1弾となったドキュメンタリーです。
<問い合わせ先>
中央大学総合政策学部 松野良一研究室
TEL : 042-674-4169
MAIL : matsuno@fps.chuo-u.ac.jp
作品(10分バージョン)は、下記のホームページでもご覧いただけます。
<「多摩探検隊」ホームページ> http://www.tamatan.tv/