Eventイベント

- 日程
- 2025年8月27日(水)~29日(金)
- 場所
- 石川県鳳珠郡能登町、珠洲市
- 内容
2024年1月1日に発災した「令和6年能登半島地震」、9月21日~23日にかけて降り続いた「令和6年9月能登半島豪雨」により甚大な被害を受けた地域を支援するため、ボランティアセンターでは、これまで6回(2024年3月に2回、5月・8月・12月に1回、2025年3月)現地へ赴きボランティア活動を実施してきました。
今般、夏休みに能登半島でのボランティア活動を実施します。
◎日時:2025年8月27日(水)~29日(金)
◎場所:石川県鳳珠郡能登町、珠洲市
◎宿泊:黒川温泉セミナーハウスやまびこ(能登町黒川)
http://noto-yamabiko.jp/
◎募集人数:本学学生15名以内 ※定員を上回る応募があった際は、学部・学年・性別などを考慮しての抽選となります
◎活動内容:公民館の清掃、農作業の手伝い、住民との交流の予定
その他、刻々と変化する現地の状況にあわせ、安全な活動に限定して柔軟に対応予定
◎主催:中央大学ボランティアセンター
◎共催:日本財団ボランティアセンター
◎協力:株式会社ぶなの森◎スケジュール(予定のため、変更する可能性あり):
1日目10:00金沢駅集合~バスで移動しながら昼食~13:00現地到着
~公民館の清掃〜17:30宿到着~振り返り
2日目 ボランティアワーク(農作業、道づくり)
3日目 ボランティアワーク(農作業、道づくり)
~14:00現地出発〜17:00金沢駅到着、解散◎参加条件
・オリエンテーションを受講する(ボランティアの心構え等を説明)
・親権者の「誓約書」を提出する
・活動後の事後レポートを提出する
・ボランティア保険へ加入する(天災プラン)◎本番までのスケジュール
6月24日(火)12:40~13:10 夏休み前のボランティア説明会(オンライン) ※参加は任意です。
申込不要、参加URLはmanabaのボランティアセンターコースにあります。
7月 2日(水)朝9:00 締め切り。翌日7月3日(木)に参加可否をメールにて連絡予定。
7月23日 (水) or 7月24日(木) 14:00~15:40 オリエンテーション 必ずどちらかに参加必須
※対面(多摩キャンパス通学生)とオンラインで開催(多摩キャンパス以外の通学生)◎服装・持ち物
・長袖長ズボン、着替え
・長靴、汚れてもよい靴
・レインウェア(上下セパレートのレインウェア)
・軍手
・ウェットティッシュ
※ショルダーバッグやウェストポーチがあると便利◎キャンセルポリシー
・強い余震など不測の事態が起こった場合、プロジェクト自体のキャンセルもあり得ます。
大学都合のキャンセルの場合、新幹線のキャンセル料は大学で補助しますが、自己都合のキャンセルの場合は個人負担でお願いします。◎かかる費用について
・自宅から金沢駅までの交通費、食費、ボランティア保険代(未加入者は必須)
・金沢までの交通手段は問いません。
新幹線利用の場合…7:20東京駅発~9:45金沢駅着 新幹線かがやき503号 14,180円、学割利用で12,680円
夜行バス利用の場合…6,000~7,000円程度で東京~金沢便あり
※宿泊費、期間中の移動費の負担はありません。協力・日本財団ボランティアセンター◎申し込みはこちら
https://forms.gle/Yk5NrFDeMT1uYr619◎参加学生の声(一部抜粋)
・自分自身について新たに気付いたことは、思っていることを言語化することが上手になったことです。私は、日頃の出来事について誰かに深く話す機会はあまり多くない生活を送っています。しかし今回のボランティアでは感想の共有など1日の振り返りをする場面で、メンバーの誰よりも早く感想を言いたいという気持ちが強く、すらすらと言語化して話すことができていたので自分自身でも驚きました。ボランティアを通して学んだことが多いからこそ自分の気持ちを誰かに伝えたいと思ったのだと考えます。・私自身気づいたことは、参加までにかなりハードルを感じていた一方、参加したらバリアなく活動になじめたという点です。参加するまでのバリアがかなりありましたが、いざ参加が決まると前向きに頑張ろうと考え流れるように本番に参加できました。
・1つ目は実際に見なければわからないことがある、つまり百聞は一見に如かずということです。実際に見ることそして説明を自分から聞きに行くことの重要性がとてもよくわかりました。 そして、もう1つ考えたことは、ボランティアはリレーであるということです。今回は、現場を知ることそして写真洗浄の仕上げを担当しました。しかし、その前に現場をできるだけ復旧させようと尽力した人、そして写真を各住宅等で探してそれをボランティア団体につなげた人もいたのかもしれません。そう考えると、それぞれが別々に行動しているとしても誰かの作業の続きを行なっているというある種の連帯感のようなものが感じられているのが不思議な感覚を感じました。
・今回初めてボランティアに参加しましたが、旅行とは違って、現地の方と話す機会や観光では訪れないよ うな場にもお邪魔させてもらい、とても刺激的でした。また、一緒に参加した中大の皆とも、3 日間を通して沢山話すことが出来、和気あいあいとした雰囲気で活動することができました。コロナ禍に入学し、大学生活であまり中大生と話す機会がないまま卒業を迎える私にとって、とても新鮮で楽しかったです。「ボランティアってどんなことをするのかわからない」という人こそ、自分が行ったことのない場所に行ったり新しいことを体験したりする良い機会だと、思い切って参加してみると、視野が広がり、価値観や考え方をアップデートすることが出来るのではないかと思います。
・このボランティアを通して、「経験」の重要性を感じました。自分はニュースや記事などに掲載されている写真等で現状はこんな感じなんだとなんとなく能登を知ったような気でいました。能登について知りたいと思いつつもどこか他人事のように捉えてしまっていた自分がいたと思います。しかし、能登ボラに参加して現地を見たことで、自分から何か行動を起こして能登の復旧・復興に少しでも力になりたいという気持ちが湧きました。
・「行動の大切さ」・・・たくむさんの「100 の知識より、1 の行動」という言葉が印象に残った。考えるだけでなく、実際に 動くことの重要性を改めて実感した。
復興について考えるだけでなく、自分ができることを少しずつ行動に移していきたい。
「支援のあり方への疑問」・・・たとえば、仮設住宅の設置や資金援助は短期的な解決にはなるが、それだけでは根本的な解決にはならない。
「支援の目的は何なのか?」を常に考えながら行動することが重要だと感じた。
「ボランティアの意味」・・・ 「支援する側」ではなく、「一緒に復興を考える側」という意識が必要。
住民の話を聞くうちに、「自分たちの力で復興したい」という思いを尊重することが大切だと学んだ。・私が強く思ったことは、頭で考えるだけではわからない事が沢山あるということです。それは、すべてを現地で感覚として得るということではなく、頭で考えて理屈を思い浮かべることと現地を見て感覚を得ることとのバランスが大切だと考えています。去年の発災以降私はニュースでそして講義の一環でその災害の概要を聞くのみでした。それはどこか遠い場所で、自分に関係のないことであると感じていたからなのだと思います。 しかし、今回こうして機会をいただき被害を受けた場所のその範囲の大きさに改めて気づかされました。